デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

創作意欲が湧く動画

後輩が教えてくれたyoutube

我流の人

と言うチャンネルがあります。

丁度メジャー◯ラフトがライブベイトカラーのメタルジグを出す前後だったと思うのですが、リアルな魚の写真を転写シートに印刷して、100均メタルジグをカスタマイズすると言う動画を見たのが初めてでした。

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https://m.youtube.com/watch?v=tf3gEYl-XlE

その後、ダイソーの素材を使った自作ジグやロッド作製動画を投稿されていて、面白いかも!やってみたいかも!と言うものが沢山あります。

よくある釣りチャンネルのように、収入が増えるにつれて、次第に高価な釣具を次々に購入し、一般人がやらないような現実味の無い釣りへシフトして行く事もなく、手軽に楽しめる釣りや道具作りが中心なため、工作が好きな人は興味を持って観れるチャンネルではないでしょうか?

100均素材でできるならやってみたい。

そう思わせてくれる動画は大好きです。

一流企業の超高価な釣具など興味がない私にとっては、ローコストハイパフォーマンスな釣具作製は、とても魅力的ですし、自身の経験から、既製品や高価な釣具でなくても魚は十二分に釣れると判っているので、こういった釣りの準備段階からワクワクする動画は非常に興味があるし、妄想の世界も膨らみます。

そんな中で、気になった物が

我流玉

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https://m.youtube.com/watch?v=WA_cT-pY3rU

タイラバのようなヘッドに連結スイベル、ブレード、ダブルフックと言う造りになっていますが、なんだか魚が釣れそうな動きをすると思いませんか?

サイズも調整すれば、小魚〜青物まで何でも狙えそうです。

また、お小遣い¥2000で釣りを始めてみたい方に向けて、ダイソー釣具を使ったタイラバ造りの動画なども紹介されています。

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https://m.youtube.com/watch?v=YlcM948PSoo

自分で作ったルアーで魚が釣れたら、非常に嬉しいですよね。

コレらの動画を参考に、オリジナルルアーを作製して楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

TVを観ない私にとって、更新されるのがたのしみな動画の一つです。

 

ちなみに我流玉。

昨晩無理矢理作製し、本日実践投入してみたところ、マサバ36cm、45cmが釣れました。

ショアジギロッドではなく、以前書いたゆる〜ぃ釣りに使うテレスコロッドにPE0.4号。

我流玉のウエイトは3号なので11g前後です。

気軽に作製、挑戦出来る面白いルアーですよ。

メタル縛り釣行

徐々に春らしくなって来ていますが、まだデイアジの気配がありません。

今日は久しぶりにPEラインをセットし、使うルアーもメタルジグ、バイブレーション、スピンテールとメタル縛り。

実はいつも行く釣場の手前に居るメバルの反応がイマイチなのと、タイミング的に干潮周りだった為、沖に何か新しい発見がないか?と遠投がきくタックルで挑んでみました。

バイブレーションにはコツコツあたりが出るのですが、おそらく小メバルだと思われます。

メタルジグにチェンジするも、またにチャリコがヒットするくらいで、期待も出来なさそう…。

手前の根掛かりを嫌い、結構早めに巻いて回収していると、ヤツは突然現れました。

アタリから、一瞬尺オーバーのマアジかと期待しましたが、明らかにアジの走りではありません。

真横に走る暴力的な引きは、やはりサバでした。

サイズは42cm。

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PE0.3号なので、余裕をもってやりとりし、最後は抜き上げて捕獲。

おそらく事故的に回遊に当たったマグレの釣果ですが、久しぶりにデカいマサバを釣りました。

〆さばにしてみましたが、この脂の乗り具合。

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身の厚みがものすごい。

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とても食べ応えはあるし、旨かったです。

明らかに20cmそこそこのサバとは違います。

アニサキスに注意が必要ですが、サバも美味しい魚ですよ。

 

señor tornado

管釣りの世界では有名なセニョールトルネード。

私は知らなかったのですが、初心者でも投げて巻けば爆釣。

あまりにも釣れ過ぎる為、使用禁止の管釣が増えたのだとか…。

市販されている製品写真を見てみると、複数のビーズに針金を通しただけのようなルアー。

ボールペンなどに巻きつけて巻き癖をつけ、正面から見た時に先端と後端が真ん中に来るようにセッティングしたら完成。

難点は釣れたりバイトで伸ばされたりする度に巻き癖をつけなければならない事。

コレなら100均でビーズと針金を買ってくれば量産出来そうですね。

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と言う事で、早速自作してみました。

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基本的に投げて巻けば、ルアーが勝手にローリングしてくれるので、先端はスナップ付きサルカンをセット。

フックはトラウト用をスプリットリングで接続しています。

なかなか面白い動きをするので、シーバスやメバルには効果がありそうです。

長さやビーズの形、フックの位置なども調整して、アジにも使えるか検証していきたいですね。

 

ゆる〜ぃ釣りを愉しむ

今年は、全国に先立ち広島県が桜の開花が一番早かったそうで、月末あたりには海にも生命感が生まれる予感がします。

実際に、2月の寒波が去ってからと言うもの、暖かい日が続き、下旬には早くもクサフグスズメダイが姿を現しました。

私の経験上、沿岸にクサフグが見られるようになると、サヨリが回り、大型のシロギスが釣れ始めます。

デイアジングシーズンにはまだ少し早いので、たまには肩肘張らずに友人や同僚とのんびり、ゆる〜ぃ釣りでもしてみようと思います。

そんな釣りに持ち込むのがコレ。

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なんとなく買った遊びロッド。

1.95mのテレスコタイプで、コンパクト。

ファミリーセット竿に毛が生えたくらいの製品で、某釣具店で¥2500くらい。

特にコレと言った特長があるわけではないですが、使うラインを選べば、ライトルアー、エギング、ジギング、投げ釣り、フカセ釣りと手軽に何でも出来るロッドです。

 

今や100均で釣具が買える時代になり、2000円もあれば、ルアーも餌釣りも道具が一式揃います。

小春日和にのんびり海を眺めながらのチョイ投げ釣りなど、楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

とはいえ、結局あーでもない、こーでもないと、ど~やったら釣れるか必死で考えてしまうんですけどね…。

 

 

初ヤリイカ(考察)

出張の間、初日を除き大荒れの天気と寒波到来で、1回しか出来なかったヤリイカ釣り。

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やむなくホテルに篭り色々調べてみると、無知だったなぁ…と思う事ばかり。

まず、冬、産卵期、山陰地方、餌、漁港…。

昼間は深場に居て、夜間接岸。

この程度の知識で、アオリやケンサキのように釣れると考えていた自分が恥ずかしいです。

良い機会だし、次回や来季に向けて、キチンとヤリイカの生態を調べておきます。

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ヤリイカ (ツツイカ目ジンドウイカ科)

寿命は他のイカと同じく約1年。
胴長は雄が40cm、雌は30cmほどになる。
分布は瀬戸内海、沖縄、北海道東部を除く日本近海。

冬から春の産卵期(日本海側は1月から5月までで、2月が中心)には浅場へ産卵群が接岸して来る。
産卵は波静かな海域の水深数mから40mの岩礁地帯で行い、潮通しのよい岩棚の天井部にゼラチン質でできた卵嚢を産みつける。魚網や海藻、波止、海底の砂地に産卵することもある。
艀化した仔イカは沖合に移動し、水深100〜200mの砂泥底の海域で成長する。

ヤリイカが沿岸で釣れるようになるのは、浅場へ回遊してくる産卵期。

水温が15度~14度まで下がったころから。
また、成長が速く大きなイカほど成熟するのも速いので、シーズン初期に釣れるヤリイカは大型が多い傾向にある。

 

キチンと調べれば、狙うべき場所や時期などが絞れて来ますね。

今まで半信半疑、遊び半分で色文字の部分を考慮せずに防波堤中心に釣行していましたが、そりゃ釣れる確率は低いですよね(苦笑)

ターゲットに対する考察は重要だと再確認。

 

思い返せばマアジも生息環境を理解してからデイでも急激に釣れるようになりましたしね。

初ヤリイカ(調理)

釣ったヤリイカをホテルに持込む。

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本来なら、釣ったその場で調理したかったのだが、豪雨の中では捌く事も出来ず、仕方なくホテルで調理。

仕事で来ているので、調理器具も最低限。

メスティンと固形燃料3個、100均の果物ナイフ。

あとは煮切り醤油、マヨネーズ、七味。

最初から刺身と炙り、下足は無難に茹でる事を想定して準備して来た。

誤算だったのが、ヤリイカが全てメスで卵を沢山持っていた事。

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仕方なく、卵だけ分離し、煮切り醤油の残りと水で煮詰めてみた。

まず、スタンダードに刺身。

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甘味はあるが、ケンサキイカほどではなく、繊細と言うかサッと消える甘みは儚い感じ。

歯応えはケンサキイカよりあるが、身の厚みがないので、ちょうど良い感じでもある。

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煮切り醤油に甘味があるため、なかなか侮れない旨さでした。

 

次に炙り。

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ケンサキイカより脂がのっていない気がするが、こちらも七味マヨネーズで食べると美味かったです。

 

茹で下足。

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こちらは間違いなく旨いです。

ヤリイカは"手無し"と言われるだけあって、下足も小さいですが、身と同じくほのかな甘みがあって美味です。

 

最後に卵の煮付け。

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材料機材の不足で、じっくり煮るしかなかったのですが、身と一緒に食べたらさぞ美味しかったでしょう。

ツブツブの食感が楽しめるため、白米か身と一緒に頂きたかったのが本音です。

 

今回、初めてヤリイカを釣り、食しましたが、予想よりはちょっと上級な旨みのあるイカでした。

世間一般ではアオリイカが最上級と言われますが、私の中では総合的にケンサキイカが1位。

2位に僅差でヤリイカ

3位にアオリイカの小型となりました。

大型のアオリは何故か旨いと感じないんですよねぇ……。

兎に角日本海で念願のヤリイカを釣り、高鮮度で食べれた事は、釣り人だから得られる至福でしたし、ある意味一つの夢が叶って幸福でした。

 

 

 

初ヤリイカ(実釣)

2回目の山陰出張。

今度こそはと、ウキとエギの二本立てで狙うヤリイカ

前回と同じ場所を選択し、夕暮れを待つ。

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地元漁師さんに話を聞いてみると夜には釣れているとの事。

日曜日の午後だからか、周りにあまり人もおらず、餌釣りのおじさんが1人居るのみ。

日本海の海水は本当に澄んでいて綺麗なのだが、生命感がない。

こんなベイトっ気がない海域に本当にヤリイカが入って来るのだろうか?

アオリイカケンサキイカなら日中にも何かしらの反応はあるが、ヤリイカについてはよく解らない。

18時…辺りが暗くなって来て、ウキに電気をつけなければならない状況となっても、まだアタリすらない。

今日、本当に釣れる……???

何の確信もないが、信じて待つしかない。

予報では19時から降雨との事で、あまり時間もない。

焦る……。

19時…エギをロスト。

ついでなので、ウキの餌を交換し、エギングのリグも餌巻きテーラーで全層を探る。

ボトム着底後、私がアジングでよくやるスローリフトでレンジを上げながら探って来ると、コッンとアタリが出た。

全力でアワセに行きたかったが、ヤリイカだと身切れしてはいけないので、軽くフッキング。

ロッドに重みが乗るが、あまり…と言うか全然引かない。

ヤリイカ?ゴミ?

テンション抜かずに寄せて来たら、水面でジェット噴射。

ずっと釣ってみたかったヤリイカを初めて釣りました。

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どうやらボトムに居る様子。

続けて2杯を釣り上げたところで、1ひろ半に合わせていたウキが水中に引き込まれる。

レンジが上がってきたのか?

ここで、心配していた雨がついに降り始めた。

もう少しと思い、更に2杯釣ったところで豪雨となり納竿。

最後の2杯はリリースしたが、30分で6杯、4杯キープなら大満足。

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頭長20cmくらい。

すべて卵を持ったメスのヤリイカでした。

 

調理編へ続く。