デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

アジの生態

アジはどこから?

イヴの釣りの最中にずっと考えていたのですが、陽が沈むまでアジは何処にいたのか? 気分的には7割程度、デイアジングのつもりで挑んでいたのですが、明るいうちにはカサゴからの反応しか得られず…。 もし、アジが居るとしたら考えられる場所は3つ。 ①係留…

豆アジから学ぶ

やっと休みとなり、ストレス発散とばかりに海へ直行。 2週間以上も海へ行かないと、全く状況が解らない。 とりあえずマイポイント4箇所周ってみたが、内2箇所には豆アジすら居ない状況。 最後の場所は、豆アジだらけだが、アタリは頻繁に出るので、ここでね…

アジと光の関係

昼間のアジはボトムやブレイク、瀬、澪筋、係留船の陰などに着きます。 もちろん身を隠す為でもありますが、一定以上の明るさを嫌う傾向がある為です。 さらに捕食対象である動物性プランクトンも日中は深場へと移動して行くので、それを追ってアジも深場へ…

アジと音の関係

近くで騒音が聞こえる場所だとアジが釣れ難くなる…。 経験上、そんな気がしているのは私だけでしょうか? 昼間だと恒常的に聞こえる水産加工場の音などは影響しないのでしょうけど、普段聞こえない大型船、重機作業、海砂採取の音などが大きい場合、付近でア…

昼間のアジの居場所3

潮流によって防波堤内外の流れは変わります。 よく言われるのが、先端に当たった潮がヨレる場所に餌が溜まり、魚が集まると言う事。 たしかにヨレを覗けば、所謂プランクトンイーターと呼ばれる小魚が群れていたり、それを防波堤の影からシーバスが狙ってい…

灯りによるアジ

初心者は常夜灯下。 中級者は常夜灯に集まるベイト。 上級者はそれ以外の流れや潮を読んで釣りをすると言います。 まぁ常夜灯下は鉄板ポイント。 初心者にも分かりやすく、安全で、足場の良い釣場である事は間違いありません。 でも、常夜灯下……なかなか思っ…

本場でしか気づかないこと

業務都合で3年ぶりに上関へと行ける事となり、こっそり釣具を忍ばせ勤務。 夕方から某所へ行ってみると、貸切り状態。 干潮周りで潮位は低いが、アタリは頻繁にあるし、何より明るい時間に係留船の下に20cm超えのアジの群が見える。 さすが上関…魚影が違う。…

マアジの仔稚魚

アジの産卵から孵化、仔魚期や稚魚を調べているとこのような写真やスケッチを見つけました。 30万個もの卵から孵化するアジですが、孵化後3mmの大きさになるまで1月以上かかるそうです。 その間遊泳力のないアジたちは海流、潮流に流され成長します。 5mmほ…

月毎の狙い方

アジングにオフシーズンは無い。 アジングは誰でも簡単に釣れる。 と言うのはアジの生息数が他地域と比較して圧倒的に多く、真冬の水温が13℃を下回らない地域だけのお話。 その他の地域では、アジの居る場所を探し、効率良くアプローチする必要がありますし…

顎の強さと捕食の関係

アジングで使用するルアーはメバリングでも使用出来ます。 しかし、その逆はと言うと、少し違う気がしています。 ※この場合ソフトルアーは除外します。 例えばメタルジグでも高さ太さのあるものよりも細身のモノの方が良く掛かります。 プラグも同じく、メバ…

釣れ方の変化

梅雨が明け、水温も24℃まで上昇してきたマイフィールド。 豪雨により濁流が流れ込んだ事も影響しているのでしょう。 豪雨前までとはアジからの反応が変わって来たので記しておきます。 まずレンジ。 産卵絡みで表層まで浮いて来ていたアジが、表層でアタリを…

捌きながら観察

アジを捌く時にいつも気になる。 生物全てに言える事だろうけど、不思議な色や形だなぁ…って。 その一つ一つが進化の過程で得られた意味のあるものなのでしょう。 青物の一種であるアジですが、体色は緑や黄色が多く、筋肉なのか縦に線が等間隔で入っていま…

個体数と産卵

アジは通常3歳魚、20cm中盤あたりから産卵するそうですが、群や個体数が少なくなると、2歳魚、あるいは1歳魚でも産卵するそうです。 今年は11月初旬まで、25cm前後が出ていたものの、平日夜釣りに出かけると、豆アジだらけになってしまっていました。 アタリ…

藻場について

一口に藻場と言っても、色々な藻場があります。 実は海藻と言われる中にも「海草」と「海藻」があるのをご存知ですか? 海草とは、アマモ類の事で、これらは陸上の植物に近い構造なのだそうです。 そんなアマモは内湾の流れの穏やかな浅い砂泥底に広がり、沿…

餌釣り師から学ぶ

世間一般では4連休です。 久々に何も考えずに釣りに行けるとあって、今週末はデイアジングに没頭出来そうです。 6時起床で釣師としては有り得ない8時出勤。 狙った場所で思い通りにいかないアジングに2時間で見切りをつける。 まぁ回遊魚相手であり、仕方の…

ホンダワラとの関係性

デイアジングで釣れるポイントには共通点があります。 それは足元にホンダワラが生い茂っている場所。 出典:生物Watching しまなみでも上関でも、私がデイでアジと出会えた場所には、必ずホンダワラがありました。 ホンダワラにはワレカラなど、アジの餌とな…

その鯵バラすべからず

キャッチ&リリースを心掛けているルアーマンも多いと思いますが、こと鯵に関してはリリース&バラしは致命的となり得ますので、ご注意頂きたい事です。 経験のある方もいると思いますが、釣ったアジをその場にリリース、もしくは釣り上げる直前にバラしてしま…

はぐれアジ

産卵期のアジを追って、同じ釣場に通っていますが、状況は悪化するばかり。 とうとうアタリすら得られなくなり、小潮と言うのも相俟って潮すら動きません。 不貞腐れて雨が降るまで車で一服しながらアタマをリセット。 その間に2人程アジンガーが現れました…

産卵前後のアジ2

広島県呉市近辺のアジや、しまなみ海道のアジは6〜7月に産卵を迎えます。 上関や周防大島が5月前後であることを思えば少し遅く梅雨とも重なり、なかなか思うようにアジングが出来ない時期です。 上関での2年、呉での昨年今年とで産卵期のアジの行動が解って…

シロウオ

春になると全国の河川の下流域にシロウオが遡上し、産卵を迎えるそうです。 シロウオはスズキ目ハゼ科の魚で、成魚でも50mmほど。 産卵期は5月頃。 マハゼと同じく、年魚で雌は産卵後に、雄は卵の孵化後に死んでしまいます。 また絶滅危惧種でもあるそうです…

シーズン開幕はいつ?

暖冬の影響で水温が下がりきらない瀬戸内海。 これにより、アジングシーズンの開幕時期がまったく読めなくなりました。 わたしの経験から桜前線と同じく、南西方向から岡山県沖にかけて、アジの釣果が出て来ます。 春アジ接岸は産卵の為に入ってくる群れです…

捕食種・共存種

アジングシーズンオフなので、マアジに対する知識を整理する事にしましょう。 ここ数年で得た経験から、マアジ(アジング対象の16cm以上)の捕食する生物は、カイアシ類、枝角類 、オキアミ類、夜光虫、甲殻類幼生 、カタクチイワシ幼生、多毛類…… これは大型…

単独行動

GTをご存知でしょうか? 出典 Wikipedia ジャイアントトレバリー(標準和名ロウニンアジ)。 体長1.8m、大きな個体では80kgを超える巨大なアジ科の魚で、ルアーフィッシングのターゲットとして人気の高い超大型魚です。 そんなGTですが、幼魚期には、他の魚と…

2020 年初に思う事

明けましておめでとうございます。 本年も独断と偏見に満ちたアジングで結果を出したいと思っております。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。 さて、釣り納めと言っていたにもかかわらず、大晦日に下関某所へとアジング遠征をしてまいりました。 プライムタ…

明るさを意識する

1日通してデイアジングをやっていると、潮の流れや干満より、堤防や停泊船で出来るシェードや明るさのほうが影響が大きい気がします。 今日のデイアジングでは、アジがシェードに溜まっており、明るいオープンなところではアタリが得られませんでした。 もち…

高勝率ベイト

カタクチイワシの群れが至る所に接岸していて、ブレイクやシェード、何らかの変化がある港では、デイアジングが可能な状況となっています。 12月…随分気温は下がって来ましたが、表面水温は16度。 18〜20cmほどの小アジは、日中でもルアーにあたって来ます。…

昼間のアジの居場所2

デイアジング。 難しいですよね。 明るい時間帯に楽しむ為にチャレンジしてみたけれど、アタリの一つも得られず終わる経験をされる方も多いと思います。 色々な釣場でデイアジングに挑んでみましたが、やはり夜間釣れる場所でも昼間はもぬけの空な場所が多い…

捕食対象

仕事帰りにサクっとアジング。 なかなか良い型のアジがパタパタっと釣れたので、サッと帰ろうかと思っていたのですが、アタリがあるので続行。 釣り人の悪い癖ですね…。 あと1投だけ… 結局2時間程釣り続けました。 さて、延長したにもかかわらず、釣れて来た…

1匹釣れたあとに

1匹釣れたあと、同じ方向、同じレンジへキャストしても反応が得られない事が多いな…って感じる事があります。 "出典 airdome.jp" 1匹釣れた=群がそこに居る と考え、同じ場所を狙う訳ですが、サビキのようにアジを足止めする要素が少ないアジングの場合、群…

台風後の海の変化

台風が過ぎ去った週末の深夜。 雨が降る中ホームポイントへ向かってみると、色々状況が変化していました。 まず、海水の透明度が高くなっていたこと。 同じ潮位でも今まで見えなかった敷石や藻まで見える。 次に足元をフラフラしていたサヨリの群が消えて、…