デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

周りを見ること

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昼間に波止に立つと、沢山の色々な魚種が目に入ります。

スズメダイの群が表層を泳ぎ、その下の層にはメバルが群をなしています。

係留船の影にはスズキやクロダイ

波止際にはカワハギやウマヅラハギの姿も見えます。

一見、生命感があるように見えますが、実はこのような光景の時、アジは居ません。

デイアジングの時、注目したいのはメバルスズメダイ

メバルと言う魚は、凄く臆病で、アジの群がやって来ると、途端に隠れてしまいます。

つまり、メバルの群が見えているうちは、近くにアジの群は居ない事が多いんですね。

絶対ではないですよ…。あくまで傾向として。

スズメダイも警戒心の強い魚ですが、危険が迫っても、メバルのように見えない場所にまで退避する事はありません。

波止際から広範囲に遊泳しますが、敵が近づくと、一斉に猛スピードで波止際に向かって避難します。

これは近くに大きな魚、スズキやボラ、マダイやクロダイ、アジやサバの群、時には海鵜が接近して来た時の行動です。

ですが、彼らは最初アジの群に驚いても慣れるのか隠れなくなるんですね。

なので、回遊のデイアジ探しをする時はスズメダイと、特にメバルの行動をしっかり見ておくと、一つのアジの存在有無の判断材料になります。

ナイトアジングでは見えない事もデイでは見えますから、周りをしっかり見て、状況判断する事も大切ですね。