デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

食物連鎖を考える 1

プランクトンの中でも独立栄養生物と呼ばれるものが、植物プランクトン

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つまり、自分で栄養つくりますよ〜と言うプランクトンなんですね。

植物プランクトン葉緑素を持ち、太陽の光で光合成をします。

なんと地球上の酸素の約半分を彼らが生産していると言うのですから驚きです。

 

そんな植物プランクトンですが、食物連鎖の最底辺に位置する存在。

アジングをする上でも重要な存在です。

アジはフィッシュイーター…とか言われますが、私は基本的にはプランクトンイーターだと思っています。

アジが食べるのは動物プランクトンですが、その動物プランクトンの餌となるのが植物プランクトンなんですね。

 

では、その植物プランクトンは何処からやって来て、何処に住んでるのか?

元々海に居るヤツも居れば、雨で丘から流されて来るヤツも居ます。

と言う事は、川や流れ込みのある場所に多く居るんですね。

マップの地形図などを見てみましょう。

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山の峰と峰の間、谷になっているところに沿って、雨水などは海に向かいます。

不思議な事にそう言った場所は、海の手前で開け、集落や漁港があり、漁村を形成していませんか?

大きな河川では、河口付近に街が出来上がり、人口密度も増加します。

物流や産業が発展するだけでなく、生活排水や工業排水に含まれる炭素や有機リンなど植物プランクトンの餌もこういった所に集まります。

流れ込みがあると言う事は、植物プランクトンが溜まりやすく、彼らの餌も溜まりやすい場所なんですね。

更にそういった場所が海流や潮流の溜まりやすい場所、例えばワンドになっていたりすると、植物プランクトンの密度が増加します。

 

植物プランクトン光合成をしますから、陽当たりの良いシャローエリアが大好きなんですね。
そして、彼らは遊泳力が無いに等しいので、激流などに溜まることが出来ません。

 

これらを知って何になるのか?
お察しの通り、植物プランクトンを食べに、アジの餌である動物プランクトンが寄って来るんですね。

動物プランクトンについてはまた今度。