何年も月下美人インフィートを愛用してきましたが、年を追う毎にアジが釣れなくなってゆく。
単純にアジングを始めた年が異常で、アジの回遊が多い年だったのを後年、漁師から聞きましたが、釣れないのは道具のせいかも?と思い込み、完全に迷宮入り。
時代的にもアジングの流れはチューブラーからソリッドに移り、しかもキンキンに硬く、所謂パッツン系ロッドが主流。
ソリッドの穂先でなければ拾えないアタリがある!などとメディアでも言われ、各メーカーが一斉に感度重視、硬いソリッド、カーボンテープで補強したバット、Kガイド、軽量グリップ、ショートロッドを販売し始めた。
そんな宣伝と時代の流れに乗せられてしまい、お金もそんなに注ぎ込めないので、そこそこなお値段の、それっぽいロッド。
そしてなんとなく見た目が好きなコルクグリップと言う事、また処分価格で半額となっていた事から、メジャークラフトのKGライツS742AJIを購入した。
このロッド…ホントに硬く、あまりしならないのと、少し長めのロッドだったので、キャストしづらく感じて結果としてほとんど使わず月下美人インフィートに回帰。
後輩くんが要らないなら売って欲しいと言う事で、購入価格で買い取ってくれた。
使用回数たったの4回。
確かに感度は良かったが、それまで掛けれていたアタリを弾くようになったので、私の中ではしっくり来なかったロッド。
時代的にも極細PEが主流だったので、余計に弾きやすかった部分もありますね。
仕方なくリーダーを長めに取ったり、ナイロンリーダーにしてみたりと色々試してみましたが、結果的に私には向いてないロッドでした。