微小浮遊生物の代表格。
アジも好んで食べる動物プランクトン。
節足動物門、顎脚綱のカイアシ類をコペポーダと呼ぶそうです。
大きくても1cmほどで海だけでなく湖や水溜りなど、地球上で一番広範囲に生息している動物プランクトンなようです。
ミジンコなんかがこのカイアシの仲間にあたるみたいですね。
色々と調べていると、プランクトン食な魚は、コペポーダが大好きで、アジだけでなく、イワシやサバ、メバル、サンマなども好んで捕食するようです。
コペポーダは、春から夏にかけて植物プランクトンを捕食し、体内に油分を蓄積するようで、それを捕食した魚にも脂が乗って美味しくなるそうです。
秋に接岸してくる魚に脂が乗っているのは、夏以降、油分を蓄えたコペポーダを沢山捕食して来たからなのでしょうね。
捌いてみればわかるのですが、しまなみアジは捌くと脂が多く、血合いもピンク色をしています。
しまなみ海域にはコペポーダが多いのかな?
対して周防大島や上関のアジは脂分が少なく、血合いが赤色をしています。
最初はマルアジじゃないの?って疑ってしまうくらい赤くて驚きました。
地域によってカイアシ類を捕食している量が違うのが原因なのかも???
常にカイアシが供給される?かもしれない、しまなみ海道ではアミパターンが多くなり、カイアシがいなくてもシラスやバチなどが多い山口県東部ではフィッシュパターンが多くなるのでしょう。
当然、釣り方も変わってきて当たり前ですよね。
ベイトから考えると、まだまだ知らない事が沢山あると実感させられます。
ちなみにジャクソンからプランクトンを模したワームが発売されていますが、サイズが実物より遥かにデカいですww
カイアシ
ワレカラ
ヤムシ
だそうです。
カイアシ購入してあみパターン時に爆釣???