昼間にアジを探す事の難しさもあるでしょうけど、海の様子が少し異常だと感じます。
5月も終わろうかと言うのに、不完全燃焼のデイアジングが続いています。
気温も高く、陽射しもキツいので、ナイトアジングに浮気しそうです。
山口県東部は昼間であれば足元に沢山のスズメダイを見かけますが、その下に沢山のグレの姿が見えるようになりました。
昨年より遥かに数が多いです。
元々グレは南方系の魚で、割と高水温を好みます。
また、春先に居たウルメイワシが再度戻って来ている事にも違和感を感じます。
更に、夕まずめを過ぎればメバルの活性も上がりそうなものですが、ライズが無いどころか、アタリすら出ません。
アジの回遊もまったく無く、海は静まり返ったままです。
昼間に18cmほどのメバルが浮いて来て、プランクトンを捕食している姿を見かけたので、餌となるものが居ない訳でもなさそうです。
周りの餌師、アジンガーどちらも釣果がなく、一部では海水温が20℃を超えて来ている海域もあるため、既に沖に出てしまったなども考えられます。
私の通う釣場は、今年は真冬でも水温が12℃を下回らなかった為、水温の上昇が例年より早かったのかもしれません。
産卵時期が早かったのも水温上昇の影響ならうなづけます。
マアジの適水温は19〜23℃。
生存可能な下限は10℃と言われていますが、
私の経験から20cmを超えるアジの回遊は18℃以下である場合が多いです。
逆に24℃を超えてくると、豆アジですら岸から離れて深場に移動してしまいます。
今週末は、いつ行っても豆アジがいる海域で調査してみる必要がありますね。
リンク
リンク