周防大島のとある地味な波止でアジングをしてきました。
この場所は、正直あまり釣り人が出入りする事もなく、毎回貸切状態で釣りが出来るので、釣果より、癒しを求めて行く場所です。
そんな釣り場に珍しく釣り人がやって来ました。
同年代くらいの人で、ロッドにリール、小さなバッグ1つとクーラーバッグだけと言う超軽装なこの人は、隣で釣らせて欲しいと挨拶してきたので、快く承諾しました。
見ると私が昔使っていたプ◾️マリン製のゲームメーカーメバルと言うロッドに、レブロスと言う組み合わせ。
懐かしなぁと思っていると、次から次へとアジを掛けて行く釣り人。
こちらも釣れますが、明らかにペースが違います。
ものの小1時間で20対3くらいの差がつき、その方が帰られるとの事で、少しお話しをしてみると…
「道具は高いのが買えないから、10年以上コレを使っている」
「ジグヘッドはダイワの安いヤツしか使ってない」
「道具より魚の居そうな場所に行く事が大事」
「アジ釣るのに何万円も出したら嫁に殺される」
激しく同意。
私も今使っている釣具以上の高価なモノは必要ないと思っている。
と言うか、この人が使っている道具より遥かに高いモノを使って、ここまでの差が出たのであるからして、道具云々の問題ではないのは明らか。
私が釣りを始めた時に買ったゲームメーカーメバルと言うロッドは、2500円くらいだった記憶がある。
つまり、それくらいのロッドでも腕さえあれば、コレだけ釣れると言うのをまざまざと見せつけられた。
正に弘法筆を選ばず。
まだまだ未熟だと思い知らされました。
それと、手持ちの道具をとことん使い込んで習熟すれば、最新の高価なロッドを使うよりも、自分の手足のように扱えるようになるのかもしれませんね。