台風が来る前に…と、前回の不確定要素満載だった海域へ夕まずめからアジング調査をして来ました。
今回は小潮。下げ五分から干潮を挟んで、上げ三分まで。
貨物船の停泊もなく、日暮れからは常夜灯も効いている状態です。
結果としてアジは確認出来たのですが、小規模な群で回遊するアジを捕捉するのは非常に難しく…。
移動速度が速く、なかなか一つの場所に定位してくれないので、15分置きくらいに回遊があれば、パタパタっと釣れて沈黙…を繰り返します。
15㎝ほどの小アジから23㎝前後のアジが混在しており、何故か大型が表層、小型が底と言う珍しい泳層。
釣り方としてはジグ単1.5gをキャスト後、着水と同時にリグが沈まないよう10〜15回の微細なシェイキングを入れ、1秒ほどのステイ。
50㎝も沈めると、小型がバシバシあたってくるので、沈み過ぎたら大きめのリフト。
うまく回遊のタイミングに合えば釣れると言う感じです。
フックはオープンゲイブ。
小型はメバルのようなアタリを出しますが、きっちり口に入りきらないようで、掛かりきりません。
釣れた大型はジグヘッドごと丸のみにしていて、上顎どころか、かなり咽奥にフックアップしている為、バラすことはありませんでした。
結局アジと呼べるサイズを9匹掛けましたが、キープサイズは2匹。
18㎝程度が7匹。その他小型が数釣れましたが、リリース。
同じ場所、同じ時期でも日によって泳層や捕食方法がガラッと変わるアジ。
投げて巻けば釣れると言うイージーなターゲットではないだけに、釣り人を夢中にさせてくれるんでしょうね。