学術的に赤、白、黒と分類されるメバルですが、どの種も、よほど環境が劣悪でなければ、全国の沿岸に生息しています。
アジなどの回遊魚と比べると、生活範囲は狭く限られており、狙うポイントも分かり易い魚です。
よくメバルはストラクチャーを狙え!と言われますが、具体的なポイントとしては
①堤防の際
常夜灯が作る堤防際の影をそっと覗いてみて下さい。
潮上に頭を向けて泳いでいるメバルが確認出来るかと思います。
②藻場
日中や、潮が動かない時は藻場に身を潜めています。又、敷石の中にも隠れています。
③しもり
底が砂地でところどころにしもりがあるような場所では、しもりの周りにメバルが着きます。
④ゴロタ浜
砂利より大きな石が転がるゴロタには、カニやエビ、ゴカイ類が生息します。メバルは夜間、それらを捕食する為にやって来ます。
⑤地磯
こちらも餌か豊富にあるポイントなので、メバルに限らず色々な魚が居着きます。
⑥潮目(デイメバリング)
コレは主に黒メバルになりますが、日中でも潮目の中の表層に群で浮いてる事があります。
上記、どの釣場にも言える事ですが、必ず潮が通す場所、本流に近い場所の方が、餌の供給量が多く、メバルが居着き易いです。
基本的に、メバルはルアーに果敢にアタックしてくる獰猛な部分もありますが、すぐに隠れてしまう臆病な性格の魚です。
餌を食べる時以外は浮いたり、ストラクチャーから離れたりはしないので、変化のある場所を狙う事が基本となります。
釣り方は、次回から説明して行きますね。