緊急事態宣言時より暑さが増した事、豪雨や不安定な天気が続いている事、立入禁止場所が増えた事、そして思ったように釣れないからか釣り人の数もいくらか減ってきました。
正直ホッとしています。
1月中旬以来、やっとデイでアジが釣れました。
ナイトでは6月あたりから釣れてはいましたが、産卵期にならなければ日中に浅場へ回遊して来ないのかもしれません。
曇天の中、呉方面のとある港でデイアジング。
正直、ここでデイアジングをする予定ではなかったのですが、狙っていた場所に作業用車両が入り、ヘルメットを被った作業員がいらっしゃいましたので、急遽場所を変更しました。
豪雨から数日が経っていますが、海水は若干濁り気味です。
港の入り口から少し中に入ったあたりからキャストすると、フォール中にアタリが。
続けてキャストしていると、底から少し巻き上げたあたりの中層で、もたれるようなアタリでHIT!
やはり産卵期は日中でも少し浮き気味なようです。
着底からゆっくりリフトし、シェイキングしながらリグを止めると、アタリが出て3匹GET!
4匹目をロープに巻かれてバラしてしまってアタリが無くなってしまいましたが、全く期待もしていなかったような場所での今季初デイアジ。
さて、帰宅時に色々考えてみる訳ですが、普段ノーマークと言うか、アジのアタリを一度も得た事のないこの場所には、溝のような川が数本流れこんでいます。
港内の半分近くは浅くあまり流れがないため、雨で山から運ばれた植物プランクトンが一時的に繁殖し、食物連鎖が成立していたのかもしれません。
気まぐれな回遊に当たっただけかもしれませんが、次回また調査してみる必要がありそうです。
ちなみにこの場所のアジは産卵を終えたようで、内臓の後ろ部分が空洞になっていました。
1匹だけ、極少量の白子が残っていましたが、水温も上昇して来ているので、産卵を終えたアジは沖や河川部、流れのあるエリアに移動する時期かもしれません。
状況メモ:雨の3日後、曇り一時晴れ、中潮、干潮からの上げ3分、14時〜17時。