デイアジングの新規ポイント開拓に出かけ、割と雰囲気のある場所を発見したので、竿を出してみることにしました。
駐車スペースが近くにないので、100mほど離れた場所へ駐車。
釣具を抱えて歩いて釣場に行くと、沢山の駐車禁止のカラーコーンや落書きスプレーがある。
よほど迷惑駐車が多いのでしょう。
足元にはスズメダイと子メバルの群れが泳ぎ、100mほど沖には牡蠣筏。
15m沖にはブレイクもある。
筏より沖の潮はガンガン流れるけれど、釣場は反転流が出来る。
手前5mがやたらと根掛るが、沖は基本砂地のようだ。
手始めに7gメタルジグで沖を探るとホウボウがヒット。
その後はジグ単で夕まずめまで色々と試してみるけれど、釣れるのは子メバルかカサゴのみ。
夕まずめにウルメイワシも湧いたが、肝心のアジのアタリは得られませんでした。
この場所…実は常夜灯はないのですが、離れた道路の常夜灯が明暗を作るのです。
灯りが効き出したらアジが入ってくるかもしれない。
そんな期待を抱きながら、キャストを続けていると、明らかにどデカいアタリが……。
スプールが水しぶきが出るほど逆転し始め、暴力的な力が伝わってくる。
一瞬青物かとも思ったけれど、そんなに走り回らない。
更に根にも潜らないから根魚でもない。
パニック状態から10秒ほどで真鯛だと判断。
真鯛や黒鯛、スズキは時間をかければ獲れます。
ただし、経験した事がない重さと力。
以前にも51cmの真鯛をアジングタックルで獲りましたが、今回は明らかにそれ以上。
ロッドエンドを肘に当ててやり取りしていましたが、腕の限界が近い。
オフショアのジギングのようにロッドエンドを腹に当て、バット部を持ってファイト。
20分ほどの格闘の末、なんとか獲る事が出来ました。
尾鰭を真っ直ぐ伸ばしたらギリギリ70cm。
ショアからなかなか出会えるサイズではないと思いますが、沖の牡蠣筏に付いている個体ならこれくらいのサイズは居るかもしれません。
華奢なアジングタックルもよく耐えてくれました。
ライン:エステル0.4号。
リーダー:1.25号
ジグヘッド:3.0g
ワーム:2インチ グローオレンジ
深場のアジを想定したタックルなだけに、とにかく焦ってドラグを締めないようにしました。
ラインさえ切れなければ、エステルでも大型真鯛は獲れるようです。
追記
ポイントを探して点々としましたが、こういった事が波止に書かれている場所も多く見受けられます。
他県に迷惑をかけるだけでなく、県内でも迷惑行為を平気でやる釣人が蔓延している証拠ですね。