非常に大型で強い台風10号が通過しました。
とりあえず私の住む地方には目立った被害は出ていないようですが、九州、沖縄の被害が心配されます。
そんな被害をもたらす台風ですが、釣りにとっては良い事もあるんです。
真夏に暖められ過ぎた、表層の栄養塩も溶存酸素も少ない高温の海水と、底層の栄養塩、溶存酸素ともに多い低温の海水が台風によって掻き混ぜられます。
本来、表層水温が底層水温を下回って初めて起こる、所謂ターンオーバーが強制的に行われる訳です。
そうなってくると、全層に栄養塩が行き渡り、食物連鎖が活発になります。
よく秋のターンオーバーは濁って釣れないなどと聴きますが、濁りはそれだけ水中にプランクトンや微小生物が増加している証拠ですし、魚もしっかり釣れだします。
そして、アジの接岸が活発になるのも9月あたりから。
こうなってくると、過去記事のような場所を叩いてまわるとデイアジと出会える可能性も高まる訳なんですね。