出張の間、初日を除き大荒れの天気と寒波到来で、1回しか出来なかったヤリイカ釣り。
やむなくホテルに篭り色々調べてみると、無知だったなぁ…と思う事ばかり。
まず、冬、産卵期、山陰地方、餌、漁港…。
昼間は深場に居て、夜間接岸。
この程度の知識で、アオリやケンサキのように釣れると考えていた自分が恥ずかしいです。
良い機会だし、次回や来季に向けて、キチンとヤリイカの生態を調べておきます。
寿命は他のイカと同じく約1年。
胴長は雄が40cm、雌は30cmほどになる。
分布は瀬戸内海、沖縄、北海道東部を除く日本近海。
冬から春の産卵期(日本海側は1月から5月までで、2月が中心)には浅場へ産卵群が接岸して来る。
産卵は波静かな海域の水深数mから40mの岩礁地帯で行い、潮通しのよい岩棚の天井部にゼラチン質でできた卵嚢を産みつける。魚網や海藻、波止、海底の砂地に産卵することもある。
艀化した仔イカは沖合に移動し、水深100〜200mの砂泥底の海域で成長する。
ヤリイカが沿岸で釣れるようになるのは、浅場へ回遊してくる産卵期。
水温が15度~14度まで下がったころから。
また、成長が速く大きなイカほど成熟するのも速いので、シーズン初期に釣れるヤリイカは大型が多い傾向にある。
キチンと調べれば、狙うべき場所や時期などが絞れて来ますね。
今まで半信半疑、遊び半分で色文字の部分を考慮せずに防波堤中心に釣行していましたが、そりゃ釣れる確率は低いですよね(苦笑)
ターゲットに対する考察は重要だと再確認。
思い返せばマアジも生息環境を理解してからデイでも急激に釣れるようになりましたしね。