翌日が休みになったので、平日深夜に車を走らせ、久しぶりのナイトアジング。
タイミング的には満潮からの下げ潮であるが、水深がある港の為、じっくり考えながらアジングが出来る…
が、なかなかアジのアタリを拾えない。
水面には小メバルがライズし、シーバス、スルメイカの幼魚、コウイカなども見られ、生命感はある。
2gのジグヘッドで着底まで57秒かかる場所で、表層は右へ、底層は沖へ流れる二枚潮。
雰囲気的には底層でアタって来そうなのだが…。
2時間近くアジからの反応が無いので、表層狙いにシフトしたら、小アジがヒット。
釣り方はロッドを下げた状態での結構なハイスピード連続ジャーク。
同じパターンで2匹目も追加。
おそらく表層から30cm~70㎝以内にしか居ない感じ。
やっと捕捉したアジだが、数が少ないのか続かない。
試しにジグヘッドを1.5gに落としてみたが、1回あったのみでアタリが遠のいた。
アジが移動してしまったか、沈んだと判断し今度はもう一回ボトム狙い。
幾分潮が落ち着いたので、1.5gを73秒掛けて着底させ、底から2〜3cmの僅かなリフト。
底潮がリグを引っ張る重みに、ほんの少しの違和感的な重みが乗る…
アタリ???
あわせを入れると抵抗感。
なんと、先程表層で釣ったヤツと同じサイズが、ベタ底で捕食している模様。
流石にこの水深になるとエステルラインでも伸びが出てアタリがボヤけます。
極細PEにすれば、着底までに更に時間がかかる上、エステルより潮に流され、狙ったポイントにリグが入りません。
なかなか悩ましい状況ですが、それでも何とか3匹追加で5匹確保。
その後、メバルしかあたらなくなったので納竿としました。
昨年からサーチして、狙ったタイミングでアジが釣れたのですが、サイズが小さい上アタリまで極小で非常に難しい釣りでした。
まだまだ産卵期は先のようですが、中型が混じらなかったので、今年も接岸数が少ないのかもしれませんね。
小さなアタリを拾えた時の喜びは大きいのですが、随分神経を削られる釣りです…。
型が小さいので、3枚に卸して南蛮漬けにしました。
日中は暑くなってきたので、酢の効いた料理は最高ですね。