釣り場に着くと沖に近い1番外側の場所を取りに行く人って多いですよね。
おそらく理由としては、
・水深がある
・潮が通す
・釣れる(という先入観)
こんなところではないでしょうか。
魚種にもよるのでしょうけど、アジング…特に夕まずめから夜半にかけては外側の波止のメリットってあまり無いような気がしています。
例えば図のような波止で釣りをする場合、私は②か③に入ります。
①に入らない理由としては
・捕食対象物が滞留しない潮の速さ
・シーバス、タチウオなどの外敵の問題
・人的プレッシャー
①は昼夜問わずかなり叩かれているはずです。
①に入るとすれば、それはデイアジングで沖の瀬をメタルジグで狙う時だけですね。
では、何故②③なのか。
②は①で出来たヨレた潮が向かう場所で、潮流も適度に緩みます。
それによって捕食対象物が溜まりやすかったり、アジ自身も捕食し易くなります。
こういった場所でブレイクやストラクチャーが付近にあれば、アジが餌を追い詰め易くなります。
③も同様の理由ですが、水深が浅い場所にアジが差してくる場合、十中八九捕食目的であり、居れば必ず反応もあり、手返しも見切りも早いです。
実は私は③のような場所が大好きで、アジが居なかったとしても、デイアジングの経験から、③付近のブレイク(黄色破線)や離岸流(赤丸)に着くアジを考えながらチマチマ拾って行くのが好きなドMアジンガーです。
釣り場に着いて、いきなり③を取りに行く変態は早々いませんし、あまり叩かれていないフレッシュな環境である事も多いです。
最近はコロナもあり、波止にあまり出入しないように心がけていますが、波止ではない場所でも考え方は同じなので、意外と誰も知らない釣場を探す事に面白さを感じたりもしています。
逆にデイでは、条件さえしっかりしていれば、図の浅い桟橋あたりもポイントになる事もありますよ。