アジングは戦争だ!
と、某メーカーの方が言われてましたが…。
【メジャークラフト】超高感度で即掛けアジング実釣 - YouTube
昨夜のアジングは戦争でした。
梅雨が明けたと言うのに、連日の雨。
週末も雨、強風の予報で、なかなかアジングをするタイミングがない。
昼間から潮汐表、雨雲レーダーと風の強さを逐一チェックし、金曜深夜から土曜の朝にかけて、なんとか釣りになりそうな条件を発見。
風速が6mだが仕方がない。
雷雨が無いだけマシだ。
仮眠も取らずに0時に釣場に向かうと先客あり。
しかも4名。
週末の瀬戸内海はコレが当たり前。
まずは場所取り合戦に敗北。
周りの目ぼしい場所にも釣り人多数につき、目当ての場所近くで、先客の様子を見ながら状況チェックする事にした。
若干風が強いのが気になるが、釣りにならない程度ではない。
先客の様子を見る限り、アジングの様子。
15分ほど経過した時点で、2名が片付けを始める。
やはり釣れないので、諦めたのでしょう。
離れた場所の2名に話しかける声が聞こえてくる
「アタリ有ります?」
「いや、全く無いですねぇ…」
「ですよねぇ…諦めて帰りますわ」
なるほど。
4人ともアタリが拾えていないのか…。
2人が帰り、残りの2人も帰り支度を始めたので、こちらも道具を纏めて場所移動の準備。
何とか狙った場所を確保出来た。
場所移動してアジングを再開すると、今度は風が強まる。
なかなか好条件での釣りはさせてくれないらしい。
しかし、アジからの反応はある。
幸先良く20cm弱をGET。
続けて21cm。
やはり浮き気味。
先程の先客は、アタリすら拾えていない様子だったが、キチンとレンジを探れば、アジが居れば反応が返ってくる。
ただ、暫く間の空いた前回の釣行時とは、レンジにもアタリの出方にも変化があった。
(※詳細は別記事で)
自然条件とアジの行動、捕食状態にルアーやアクションを合わせて初めてアジングが成立します。
闇雲にアジング用ルアーを投げてリフト&フォールではアタリすら拾えない典型的な例です。
そうこうしていると、南の空に雲が広がり、遠い場所だが、雲間に雷が見えるようになって来た。
あまり時間もないかもしれない。
そしてついに雨が降り出す。
ただの降雨なら気にもしないが、風速6mともなると横殴りの雨となる。
左半身から背中にかけてずぶ濡れ。
幸い雷はないので続行。
ここまで来ると、後には引けない。
ラインは煽られ、ロッドに張り付き、ロッドを叩く雨によりアタリもボヤけ何一つ良い事は無い。
アジングは戦争だ!
20分ほどの降雨に耐えながらもアジを釣り上げて行く。
午前4時前。
再び雨雲、そして雷が接近。
ラスト1投と称してボトムを取ったリグにアタリが!
合わせを入れると、今までのアジとは違う重さが伝わる。
アジ!?
そう思った瞬間にラインブレイク。
1.25号のリーダーを一瞬で切るのはアジでは無いだろう。
ボトムだったし、ヒラメの可能性が高いかな…。
最後はラインブレイクだったが、目的のアジは確保出来たし、場所取り、風、雨を制したので、達成感のある釣行でした。
まさに、アジングは戦争だ…。
正直、このような条件下での釣行はオススメ出来ませんが、改めて人間の都合ではなく魚の都合に合わせれば、釣果はついてくると思ったアジングでした。