同業者さん2人とアジングに出かけました。
いつもの場所が確保出来たので、これは楽しいアジングになるぞと期待していたのですが…
結果から言うと、3人でアジ6匹と言う残念な結果。
20時、到着早々幸先良く中層ちょい下あたりでアジを掛ける。
2人が準備していたし、まだプレッシャーも無かったからだったのでしょう。
今日は良い釣りをしてもらえると期待したのもつかの間。
この地域の悪いパターン。
1匹釣ったら続かない。
暫くの沈黙の後、同業者さんが掛ける。
驚いたのは、私が一度も釣った事のない潮下ブレイクの中層。
また時間が経ってから2匹目…。
ボトム付近を狙っていた私ですが、アタリが少ない為、この時点で迷いが生じる。
浮いているのか?
ブレイク沿いにしか居ないのか?
もっと沖か?
つい数日前釣った時との違いと言えば、足元の表層を30〜40cmくらいのアイゴの群が泳ぎまわっていた事。
出典:伊豆大島ダイビングセンター
コレが影響しているのか、普段アタリが得られる場所で、ほぼノーバイトと言う悲惨な状況。
同業者さんが更に2匹を追加。
しかし、連発はしない……。
今度はボトム。
基本的には良い潮が流れており、状況としてはベストに近い。
雰囲気的にはここでアタるだろう?と言う場所でことごとくノーバイト。
考えがブレてはいけないと思い、基本に帰って沖のボトムからジワジワ探ると、リグに重みが。
引きでアジだとは判ったが、全くアタリが解らなかった。
リフトしたテンションを一瞬抜いた瞬間に食い上げたのでしょう。
釣れはしましたが、全然納得の出来ない釣れ方。
その後はアジのアタリが全くなくなり、深夜0時半に納竿としました。
ここまでアジのアタリが少ない事も無かったのと、アイゴの群が入った事。
水温26℃とアジの適水温も外れて来ているので、いよいよ沖に出て行ってしまっているのかもしれませんね。
こうなると流れのある海峡エリアやテトラ、岩礁域と少しでも酸素濃度の高い場所を探すしかなくなって来るかもしれません。
また、久しぶりに複数名でアジングをしましたが、普段アタリすらないポイントでのアジのヒットは新しい発見でしたね。
攻め方は人それぞれですが、通い慣れた場所の意外なポイントが解ったのは収穫でした。
追記:
アイゴについて調べてみたところ、産卵期が7〜8月。
水温も適水温らしく、産卵の為の接岸なのでしょう。
元々グレと同じく南方暖海性の魚で、瀬戸内海には居なかった魚種。
藻類を主食とする雑食性の為、磯焼けの原因ともなるので、あまり彼らが増える事は歓迎できません。
アジやイカも含めた魚の産卵場所である藻場が減少してしまえば、魚が寄り付かなくなってしまいますからね。