普段よく釣れる魚であっても、あれ?いつもと引きが違うなぁ…とかパッと見何かが違うぞ?
と言う事があります。
魚の世界にもソックリさんがかなり居まして、よくよく見なければ見分けがつかない事も多々あります。
一番身近なライトゲームのターゲットで言えば、メバル。
学術的にアカ、クロ、シロと3種に分けられます。
▲お腹のウロコまで赤っぽいのがアカメバル。
金メバルとも言われますね。
▲背中が青緑色っぽいのがクロメバル。
3種の中で一番遊泳力があり、引きも強いです。
▲漁港などで普通に見られるシロメバル。
一番美味しいのはこの子です。
次はカサゴ。
環境や水深により体色を変えるカサゴですが、意外と種類は多いです。
▲身近な所に居るカサゴ。
▲こちらは沖に居るウッカリカサゴ
白い斑紋に黒い縁取りがあればウッカリカサゴです。
続いてアイナメ
▲側線が5本もある事と尻尾の後縁がまっすぐな事。そして50cmを超えるほど大型になるのがアイナメ。
▲こちらはクジメ。
側線が1本しかなく、尾の後縁が丸いです。
大きくなっても30cm程度。
カワハギにもソックリさんが居ます。
▲こちらはカワハギ。
ホンカワハギとも言われる美味しいヤツ。
▲こちらはアミメハギ。
堤防や桟橋の縁を覗くと見かける10cmにも満たないカワハギの仲間です。
大衆魚代表、アジ、サバにもソックリさん。
▲こちらはマアジ。
胸ビレがゼイゴの手前まで長いのがマアジ。
▲背が青っぽいのがマルアジ。
胸ビレがゼイゴまで届かず、尾ビレの前、上下に小さなヒレがあるのが特徴です。
▲マサバ。
冬の脂の乗ったサバは煮ても焼いても美味いです。
▲ソックリさんはゴマサバ。
お腹にゴマ模様があるのが特徴。
こちらは夏に美味しいサバです。
よくよく見ると、違いがわかりますが、案外気付かず釣ったり食べたりしているかもしれませんよ。
まだまだソックリさんは居ます。
その2に続く。
画像引用元:WEB魚図鑑