ソックリさんはまだまだ居ます。
むしろソックリさんだらけなのが現実です。
中でも見分けがつきにくい代表が青物ではないでしょうか?
▲体側に走る黄色いラインに胸びれが掛からないのがブリ。
▲体側の黄色いラインに胸ビレが掛かるのがヒラマサ。
あと、口元などで見分けが付きますが、素人目には区別がつかないと思います。
▲ちなみにこちらはカンパチ。
真上から見た時頭に八の模様がある事とズングリした体型でブリ、ヒラマサとの区別がつきます。
コレは私が最近まで知らなかったソックリさん。
▲超高級魚キジハタ。
アコウと呼ばれる美味しい魚。
▲こちらはノミノクチ。
パッと見キジハタに見えますが、背中の黒い斑紋が尾ビレまで続きます。
キジハタとして売られている事もあるんだとか…。
ルアーマンの好ターゲット、シーバス。
▲一般的にシーバスと言われるスズキ。
▲良く似ていますが別種のタイリクスズキ。
黒い斑点がスズキとの違い。
▲荒磯の王者ヒラスズキ。
スズキより頭が小さく体高があります。
スズキより遥かに美味しい高級魚で、上記2種とは別格。
鮮やかな胸ビレが特徴のホウボウ。
▲こちらがホウボウ。
クジャクのように鮮やかな胸ビレですね。
▲丘からよく釣れるカナガシラ。
良く似ていますが、胸ビレが体色と同じで小さいです。
最後にコウイカ。
▲胴の先が尖っているのがコウイカ。
エンペラの縁が白いのも特徴。
▲こちらはカミナリイカ。
モンゴウイカとも言われキスマークやコーヒー豆に似た模様があるのが特徴。
エンペラの縁は緑色をしています。
3回に分けて紹介して来たソックリさんですが、コレは釣りで見かける種類のほんの一部です。
図鑑などで調べてみると、間違い探しか?と言うくらい似ている種が多く存在しています。
釣った魚をじっくり観察してみると、面白い違いに気付く事もあるかもしれませんよ。