チョイ投げのタックルを揃えたい。
初心者Fはとりあえず投げれるようになりたいのと、シロギスが釣りたい。で、シュッ!って音もさせたいとの事。
ここでバスロッドを勧めても良かったのですが、垂らしの短い所謂バス投げと言うキャストから入ると非常に苦労します。
垂らしが短いと、ロッドの振り抜き軌道がそのままキャスト方向に出ます。
ロッドの穂先を指先のように扱えて初めて狙いの場所へキャスト出来るようになるものです。
オモリの重さがロッドに乗る感覚が解らない初心者がやってしまいがちなのが、テンプラーと足元ドボン。
仕掛けが上方向に飛び前に飛ばない、もしくは足元にドボンと落ちるキャスト。
現状初心者Fはこのどちらも発生中。
重さが解らないからラインを離すタイミングも解らない訳です。
で、大半の初心者が格好や手軽さからメバル、アジやバスから入る訳ですが、感覚が掴めず、タックルが悪いと感度や軽さを求めて新しいタックルを物色し続ける事になります。
ハッキリ言っておきますが、格好やタックルで釣れるようにはなりませんし、キャストが上達する事もありません。
毎年釣り1年生がデビューしますが、その8割以上が挫折、もしくはタックルコレクター、タックルオタクに成り果てます。
そうならない為にはオモリを100/100投げれるようにならなければなりません。
まずそれが出来てやっとスタートラインです。
初心者Fは現状を考慮して、ある程度の重さのモノが投げられ、シュッ!と音がする(音は操作次第)ロッドと言う事で、リールとセットになったエギングロッドをチョイス。
エギングロッド8.6f
プラマリン2500番スピニングリール
メインライン・PE0.8号
リーダー・フロロカーボン3号
現段階で初心者Fは解っていませんが、長期的に見れば、コレがどれほど万能なロッドかが解ってくるハズです。
リールはまぁオマケ程度のモノなので、早期に買い替えが必要。
一応カタチはスピニングリールですが、性能と扱い易さと言う点では30点くらい。
ラインもPE0.8号とは記載してありますが、私が見る限り、1.0〜1.2号の太さ。
C國製輸入物である事は明らか。
兎に角ガタが多いリールなので、PEラインでトラブると釣り続行が不可能となる可能性が非常に高いリールです。
少なくともメーカー物、浅溝スプールの2500番リールに0.5号のPEラインは必要となって来るでしょう。
と、まぁエギングロッドを買った初心者Fですが、実はこのロッドで魚を釣らないまま、2本目のロッドに手を出してしまう展開に……
果たしてどうなる事やら…。