カサゴを釣って調子付く初心者F。
今回は重め2.4gのジグヘッドを準備し、意気揚々と釣場に乗り込みます。
冬も深まり、釣場の常夜灯周りにはメバルのライズ(水面に跳ねる事)が起きています。
と言う事は、大半の小メバルは表層を流れてくる餌に対して反応しているので、表層リトリーブでおチビは釣れるであろうと予測します。
あとは型の良いヤツらは中層からボトムに居る気配。
幸先良く私が18cmほどのメバルを釣り上げます。
その間聞こえてくるドボッ!って音。
あれ?
初心者Fのキャストは先週の始めの頃に逆戻り。
しかもこの日は成功率が5%にも満たないのではないかと言うくらい前に飛ばない。
途中から顔に失望と描いてある状態の初心者F。
メバルは居るだけにキャストさえ出来ればイージーに釣れる状況なのですが…。
もう諦めようかと言う時に、運良く遠投が出来た初心者F。
そのまま巻き続けるよう指示をすると…
入り込む初心者Fの穂先。
姿を現したのは20cmのメバル。
小メバルくらいなら食って来るだろうと予想していましたが、まさか20cmが出るとは…。
顔に書いてある失望が吹き飛んだ初心者F。
メバルの王を釣った!
なんとまぁ饒舌な事…
それまでのキャストの事など忘れる程の喜びよう。
わからなくもないですけどね。
私も10cm未満のチビしか釣った事がなかった頃、初めてメバルと呼べる19cmを釣った時は涙が出る程嬉しかったのを覚えています。
でも王だなんて言いませんよwww
メバル狙いの釣り人にとって、目標とするのは30cm。
この世界では尺メバルと呼ばれるサイズ。
コレが釣れたら王だとは思いますが……
ちなみにメバルが食ってきたのは、初心者Fがキャストした位置がたまたま常夜灯の明暗の境目の延長線上にあった事。
おそらくそこから外れた場所だと今日のメバルは釣れていなかったでしょうね。