昨夜はノー残業部活デー
いつものフェリー乗り場でカサゴ狙い。
タイミング的にど干潮で、敷石や藻が露出している状況なので、桟橋に近い護岸から釣りをスタート。
ほどなく、初心者Fに小さなライバルが出現する。
近くで釣っていたファミリーの子どもが、一人でやって来て、わたし達の隣で釣り始めたのだ。
「こんばんは。アタリありますか?」
よほど自分の釣りに自信がないと、人の釣っている横になど入れない。
この一言で、かなりやり込んでる事がわかります。
私の隣でキャストを始めたのだが、なかなか良いキャストをする少年。
小さな身体で6fほどのロッドを巧く使い、ちゃんと10時の方向から2時の方向へ振り抜く。
そしてブレていないので、シュっ!と良い音も出ている。
キャストの基本がしっかり出来ています。
アレだよ。アレ。
12時から16時の方向に振り抜いている初心者Fとの違いは明らか。
ウチのボスがカサゴを釣り、私がメバルを釣って少年に持たせると、自分で釣りたいらしく、ゴカイを付けて再びやって来た。
ベタ底でアタリが出るよと教えてあげると、ちゃんと足元のストラクチャーを攻める少年。
護岸の構造とカサゴの生態を知らなければ出来ないこと。
更に潮が動き出したからチャンスかもと発言する少年。
スゲーな…。
湾奥潮溜りのポイントで潮が動き出した事が自分のリグの動きで理解出来ている。
継続してやり込んでないと、潮の動きや狙いなどは解らないはずだ。
聞いてみると4歳から釣りを始めた10歳の少年らしい。
なるほど。経験値が違う訳ね。
初心者F「おじさんと同じくらいか…」
おぃおぃ。ウソ言っちゃいけない。
あと、最近このブログで目にした釣り用語を羅列する初心者F。
「まずめでベイトでノーカン」
直訳しましょう。
「日の出、日の入の太陽が水平線との間を詰める時間帯で、魚が狙う小魚、バチ、甲殻類、アミ、その他餌となる生物で、釣りを終了…」
意味わからんwww
経験者(もちろん少年含む)の前で、こんなことを言ってると恥かきます。マジでww
そうこうしてると、アタリが出たらしく集中しだす少年。
このタイミングで初心者FにカサゴがHIT!
なんとか大人のメンツを保った初心者F
「持って帰る?」
って少年に話掛ける…
が、しかしカサゴを狙って全集中な少年www
悔しいのか集中しているのか半分無視。
空気読めよぉ……。
アタリは頻繁に出ていたが、結局少年にはヒットしなかった。
残念。
21時で全員安打となった私たちは納竿。
なんだかんだでこの釣場は、ど干潮でも遊べる事が分かった。
そして、初心者Fがきちんと基本を学ばなければならない事もわかった。
とりあえず下記URLの動画を、全集中で見て、釣りの呼吸、キャストの型を覚えましょう。
http://fishing.shimano.co.jp/isobohatei/matome/07/beginner_movie02.html