デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

初心者Fの奮闘記 11

初心者F、リールを買う。

やっと一般的なリールを購入した初心者F。

シマノ 16サハラ2500S。

しかしまぁ、初心者って前知識も無しによくリールを買おうと思うよな……って驚きます。

買おうと言う決意は否定しませんが、用途や目的がはっきりしてないと後々悔やむ事にもなりかねませんからね。

私はシマノユーザーでは無い為、あまり良く知らないですが、それでも最下位機種のアリビオ、FX、サハラ、ネクサーブ、中堅クラスのナスキーくらいの違いは解ります。

そんな中、ネクサーブを選ぼうとした初心者Fに少し引いた。

何故ソレ???

基本的な構造や上位機種との違いも解らず何故ソレを選ぼうとしたのかが謎。

普通なら価格帯の近い物、同ランクの他社メーカーの物と性能を比較し、価格等も塾考した上で買いますよ。

リールだって安くはないですからね。

せめて番手(大きさ)と浅溝/深溝についての用途くらいの知識は持つべきです。

ルアーフィッシングでわざわざ深溝を買う意味はありませんし、メバリングに5000番、エギングに1000番とかアンバランスなリールを選ぶ事も扱いを難しくするだけです。

そう言った拘りや細かい事を気にしないユーザーに限って後から不満を抱えるものです。

考えもせず、クルマはトヨ〇、ハイブリッドはエコなどと言う本質を知らずにクルマを購入するのと同じです。

ハイブリッド車1台を生産するのにガソリン車が排出する10年分のCO2が排出されてるって知ってる?www

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さて、初心者Fが5000円弱で購入したリールが、右のシマノ サハラ2500HGS(2500番台のHG:ハイギア+S:シャロースプール(浅溝)のリール)。

左が私がアマゾンで1800円くらいで購入したFX C3000(C:コンパクトボディの3000番リール)。

FXは私が遊びで使ったり、レンタルの為に購入したもの。

見た目からして違います。

サハラはボディの塗装にはラメも入っているし、何よりハガネ採用。

しかし、基本構造はほぼ同じ。

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FXとの最大の違いはこのボディの材質、細かいパーツとドラグ性能。

まぁもちろんソレが何の為でどんな意味を持つかも解っていない…と言うか調べる事もしていないであろう初心者F。

一応助言はしましたが、実釣で今まで使っていたモノとの違いに100%驚くとだけ言っておきましょう。

それも仕方ない事。

そもそも何を狙うか、全く定まっていない段階で、自分に合ったタックルセレクトなど出来る訳がないのです。

私がサハラを勧めなければ、間違いなくネクサーブを購入していたでしょうし、全く見当違いな番手を選んでいたでしょう。

ネクサーブも決して悪くはないリールですが、長い目で見るとねぇ……。

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ちなみにこちらは私が10年近く使っている12レガリス2506。

10年もメンテしながら使われたら、メーカーにとって、私は嫌な存在でしょうねww

しかし、まだまだライトショアジギングやタチウオワインドで使用している現役リールです。

ちなみにアジングにおいてメインで使っているリールもレガリス2004。

こちらも10年モノです。

サハラもキチンとメンテをすればこれくらい長く使えます。

メンテを怠れば3年でボロボロになるでしょうけど…。

ちなみにサハラとレガリスを比較すると価格帯は近いですが、サハラの方が4年も設計が新しい為、軽さ以外殆どの基本性能がレガリスより上。

下位機種の基本性能が随分アップしたものです。

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サハラにダイワのPE0.6号を200m巻きました。

デュラセンサー+Si2製品が驚くほどの低価格になっていた為選択。

数年前では100mで3000円弱していたような記憶もありますが…。

巻いてみたらスプールの縁ピッタリ。

正直、初心者がエギングロッドやシーバスロッドで20g以下のルアーを扱う場合、最も扱い易いバランス。

今までのモノより、キャスト時の飛距離の違いに驚くでしょう。

アタリや海底の起伏が手に取るように解るハズ…たぶん…きっと……。

あとは初心者Fの腕次第ですね。

 

まぁリールやラインが変わっても、それを扱う練習や練習の重要性が解らなければステップアップは難しいのですが……。

 

注:PEラインは特性をよく理解して取扱う事!

無知なまま扱うとトラブルにより釣りが続行不可になるばかりでなく、タックルの破損にも繋がります。

 

私が初心者の頃、師匠と釣りに行きだして、4回目以降は師匠無しで週に2回以上釣場に通い練習しました。

キャストの精度や飛距離。リグの操作やアタリの取り方。

誰にも邪魔されない場所で何時間も黙々とキャストを繰り返し練習したものです。

わざわざ有料道路であるしまなみ海道まで出かけて釣るのですから、必ず釣りたい気持ちもありましたし、釣れなくても何か上達するヒントを探しながら練習していました。

その積み重ねの上、今の釣り方がある訳で、初心者Fが私と同等の釣りがしたいのであれば、どれだけの時間が必要で、どれだけの練習が安定した釣果に繋がるかを、今一度考え直す必要があります。

Fに限らず初心者の多くは、手軽でスタイリッシュに出来るレジャーとしてルアーフィッシングに格好から入り、アレ?思ってるより釣れないぞ…となり、またアレコレ新しいタックルを購入しても結局釣れないぢゃん…ってなって飽きたり辞めたりして行くんですね。

そりゃそうです。

スラムダンクを読んでバスケ部に入部。

カッコいいバッシュを買って、練習もせずに試合に出る。

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結果は言わずと知れた事。

何事も練習と継続がなければ、技術は身につきません。