デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

リアス式海岸と水色

アジの多い場所…と言うかエリアの特徴として、リアス式海岸と言うのが挙げられるのではないかと思っています。

 

リアス式海岸とは

丘陵性ないし山地性の地域において、陸上侵食によって形成された谷が、海面の上昇あるいは地盤の下降のため沈水してできた海岸。海岸線は湾が連なり、出入りに富んでいる。

 日本にはリアス式海岸が多数存在するが、代表的な地形は、東北地方の三陸海岸、四国西岸、九州北西岸、若狭(わかさ)湾(福井県などである。リアス式海岸の湾頭には、漁港、商港が開け、古くから人々は海洋とかかわってきた。

コトバンクより引用]

 

上関はこう言った地形をしておりアジの数が多く、この地方では10数年前のアジング黎明期よりアジングの聖地と言われてきた。

上記解説の中の代表的な地域(太字)もアジの多い地域であり、よくメディアでアジング動画が作製、紹介される場所でもある。

つまり、アジの溜まる場所を見つけるには、このようなリアス式海岸もしくは、それに準ずる地形を探す方が効率が良く、アジングが成立する可能性が上がる。

広島や呉市島嶼部にはこのような地形が殆ど無い。

似たような地形が極一部にあり、それが私の通うポイントでもあるのですが、それ以外は立ち入れない崖だったり、釣り禁止だったりします。

そんなわけで水深だったり流れ込みだったりと、違った要素を探して調査したりもしますが、なかなかこのエリアでアジの居そうな場所を絞り込むのは苦労するし、効率的ではありません。

 

次に重視するのが水色。

アジの居そうな雰囲気がある場所は海水の色が深い青緑色をしている場所が多い気がします。

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写真の場所は不明ですがネットで拾って来たエギング画像。背景の海の色などから、アジングが成立しそうな場所だな…って思っています。

私の経験からの話でしかありませんが、このような場所はアジも多いのに加え、大型のアオリイカも見かける。更にホンダワラやカジメが多いのも特徴。

あと崖や山の木々が海面に近いのも特徴かな。

そう言った海域であればアジは沢山寄り付いている可能性が高いように感じています。

上関や周防大島がそれに当てはまるし、しまなみ海道のアジングポイントにも同じ事が言えます。

広島湾奥や呉市近郊、安芸津付近の浅いエリアなど濁りの入った白っぽい緑色の海水のエリアにはアジは殆ど入って来ないし、実績も少ないです。

アジングポイントを探すのは、リアス式海岸型の地形と水色を観察し発見することが近道かもしれません。