週末、まぁまず空いていないであろう人気ポイントが空いていた。
本日の目的はアジングではなく、数年ぶりにアンダー1gのジグヘッドを使う為のプラクティス。
ここ数年2gをメインに、1.5〜5gを使って来ましたが、先日の釣行で、0.8gを投げてみると、それまで反応しなかったメバルがポコポコ釣れ出した事、また上関釣行で、0.5g表層ドリフトでアジが連発した事から、敬遠してきた軽量リグも使って見ようかと思った次第。
私がアンダー1gを使わない理由は、通うポイントが干潮でも水深がある場所であったり、流れが激しい場所が多いので、正直1g以下だと、中層からボトムにかけてのサーチに時間がかかり、効率的ではないからです。
下手すれば着底すらしませんしね。
さて、1gを使用するとなると、問題となってくるのはラインの太さ。
大型魚とのやりとりや、2gジグヘッドをストレスなくフルキャストする為、0.4号(2.1lb)を巻いていましたが、1gとなるとラインが太過ぎ、抵抗が大きいため飛距離、操作感ともに落ちます。
そこでラインも数年ぶりに0.25号(1.3lb)を巻きなおしてみました。
実際に使ってみると、感度、飛距離とも申し分なし。
ウエイトに合わせたライン選択によりバランスが取れれば、問題なく扱えると言う事ですね。
ジグヘッドを軽くするメリットは、スローフォールが可能になる事以外に、触れるような僅かなアタリが取れるようになる事。
しかし1g以下が最強なのではありません。
これで一度おいしい思いをしてしまうと、アジングを極めた!と勘違いしてしまうのが一番恐ろしい罠なんですね。
ライトゲーム自体が軽量、高感度、スローな展開と言う風潮ですが、それはあくまで一つの手段でしかないと言う事を頭に叩き込んでおく必要があります。
実際に1gのスローフォールで釣れない時でも、2.5gのストンと落ちるフォールで爆釣となる事も多々あります。
また、気をつけなければならないのはラインの扱い。
モノフィラメントの0.3号、0.2号と言うラインになってくると、少し無茶な扱いをするとすぐに切れます。
ある程度のドラグ性能と設定は不可欠です。
力んだフルキャストやアワセ、無理なやり取りやゴミ、浮遊物に擦れる事によりラインブレイクのリスクはかなり高まります。
私が普段0.4号をメインに使うのは、それらを嫌う為。
20cm以下のアジだけ相手にするなら問題ありませんが、30〜40cmが当たり前な地域では0.4号ですら強度不足です。
あと、水深のあるエリア。
2g着底まで60秒を超えるような場所では、エステル0.2〜0.3号では伸びて話にすらなりません。
日本海側に住んでいる私の友人がアジング=PEライン+キャロと言うのですが、それはその地域では尺オーバーがレギュラーサイズであり、時に50cmも釣れる地域だからです。
大型のアジは魚食性も強くなり、スローに展開する必要もないので、ヘビーリグやメタルジグの方が効果的な場面も多くなります。
25cmが小さい……と言うレベルを経験すると、タックルやリグに対する考え方も変わって来ますよ。