豆アジしか居ないのは承知な上で、週末激戦区の近隣釣場へ出撃。
先週、15〜17cmのアジが居るのを確認できた場所なので、ひょっとしたら20cmオーバーも狙えるのではないか?と期待したが、やはり表層をウロついている豆アジが少数居る程度。
むしろ豆アジよりサヨリの数の方が多く、時折ライズする。
風も少し強めなので、1gのジグヘッドでスタート。
相変わらずショートバイトで苦戦するので、愛用ジャズDXミニからレンジクロスヘッドに替えて確実に掛けて行く作戦に切り替え。
数匹掛けるが小さいのでリリース。
そうこうしてたら更に風が強まる。
もう1gではしんどい……。
1g以上はジャズしか持ち合わせていないので、再びDXミニの1.5gにチェンジ。
しかし今度はアタリが遠退く。
ジグヘッドが重過ぎるのか、群が移動したか?
試しに干潮時でも着底まで40秒かかるボトムを探ると着底から1アクションでカツンと言う明確なアタリが!
もらった!!
豆ではないアジからの反応。
明らかに違う重量感。
久しぶりの20cmオーバーだったが、水面でまさかのバラし…。
気をとりなおして再度ボトムを探る。
今度は微妙な吸い込むようなアタリが出たので、コレも即合わせ。
が!今度も水面でバラし。
しかもどちらとも20cmほどのアジ。
風にラインを取られているから合わせ遅れか???
どうせボトムなら2gでも良いのかもしれない。
ジグヘッドを交換し、再度ボトムを探ると、アタリが無くなった…。
その一瞬だけ違った群が入っていた可能性大。
やらかした…。
豆アジだらけの中、千載一遇のチャンスを逃してしまったようだ。
結局その後はボトムを探ってもカサゴばかり。
アタリの減った表層で豆アジを2匹釣ってお茶を濁す……。
この時期だし、仕方ないと思い、寿司にする。
ホント片身が寿司一貫…。
当然1人反省会も開催。
まずバラした要因についてだが、表層豆アジ狙いの為に0.2号の細糸、ジグヘッド1g。
コレを風対策で2gまで上げた事と、ラインをそのままでボトムを探った事。
確かにアタリはわかりやすいし、ボトムも取りやすいのだが、着底まで40秒を超える深さとなると、0.2号ラインでは伸びが出て、若干合わせ遅れが出ていたのかもしれない。
それに加えて風でテンションが掛けられていなかった。
次にジグヘッド。
重いクラスは全てジャズのDXミニしか持ち合わせていなかった事。
DXミニを愛用しているのは、ヘッドの形状から飛距離が出る、操作感が大きい、位置把握が容易、イレギュラーな動きが出せると言う強みがあるからなのだが、唯一の弱点が合わせ遅れるとバラしが増えると言う事。
元々メバリング用として開発された為、フック形状が今時のアジングフックのようにショートシャンク、オープンゲイブではない。
それでも変なプライドを持って周りが使うアジング用でなくても釣れるアジンガーを目指し、ずっと使い続けている。
今日の失敗は、このラインの細さとプライドが墓穴を掘った。
少なくともラインをいつも使っている0.4号にしておけば、バラしは無かったかもしれない。
なかなか釣りに行く機会が減った中でチャンスを逃したのは痛かった……。
夜は暑さが和らぎ涼しさを感じれるようになって来たので、今後はにわか釣り師が増え、場所取りも困難になると予想されるので、早いうちに中アジ以上の回遊ルートを把握してしまいたいのが本音。
来週リベンジだな。