某オークションで落札したエギングロッド。
出品説明欄にも記載されていた"傷や使用感あり"の表記。
まぁ釣竿の中古品にはよくある話です。
気をつけていても防波堤や磯、車載などで傷は入ります。
明らかに破損につながるような深い傷でない限り、そこそこの傷には目を瞑って購入。
ある程度までの傷なら、クルマのコンパウンド掛けの要領で、消す又は目立たなくする事は可能です。
今回購入したロッドの目立った傷は、ベリー部分のコンクリートか磯場に当てたような跡、クリア塗装部分の小傷、グリップエンドのEVA。
これらの箇所を修正して行きます。
まずクリア塗装部分の線のような小傷。
こちらは塗装表面を研磨してやる事により傷を除去します。
万能研磨材のピカールなどを使い荒研磨。
自動車用艶出し研磨材等で仕上げ研磨を行います。
流石に深い傷までは消えませんでした。
後日あらためて地道な研磨を行う予定。
艶消し塗装部分の傷は目の細かい耐水ペーパーで地道に研磨。
削り過ぎるとロッドの破損につながりますから、下地まで届かないギリギリ、慎重に目立たなくなる程度まで。
下地が見えて来たので、後日艶消しブラックを吹いてやる予定。
最後にEVAですが、凹みがある部分は熱湯をかけてやれば、ある程度復活します。
グリップエンドの削れたような傷となっている部分は手間隙かけて再成型してやる必要がありそうです。
しかし、どうにもならないレベルではありません。
少し傷の入ったロッドを調達し、手を加えて使用すると言うのもお安くタックルを揃える一つのやり方ですね。
補修についてはまた今度。