エギングロッドの補修が完了しました。
パッと見で分かるグリップエンドのEVA素材。
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かなり削れて形が崩れている上、表面はボソボソ。
#240、#320ヤスリで一方向に削り形を整え、ライターで炙ると…
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かなりキレイになりました。
次にバット部、マイクロピッチクロスフォースの部分。
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細かい傷が無数にあります。
こちらは#2000のヤスリでアクリル層が無くならないように削って行きます。
その後、ピカールで荒研磨を実施。
最後に艶出し研磨を実施。
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若干の小傷は残りましたが、よく見ないと分からないレベルまでにはなりました。
最後にベリー部分。
艶消しブラックの部分も細かい傷が沢山。
この部分は塗装が薄い為、思い切って下地まで削りました。
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もうこれ以上削ると、流石に強度に影響するので、ここまで。
周辺のスレッド間も軽く削り、脱脂して上から染めQで塗装します。
染めQの良い所は、乗りがよく、乾きが早いので、3分おきくらいに重ね塗りが出来る事。
せっかちさんにはオススメ。
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元々の色よりは若干濃くなりましたが、艶消しブラックでキレイに仕上がりました。
こちらもよく見ないと分からないくらい。
これで中古の傷モノロッドがそこそこ程度の良い中古ロッドになりました。
次の休みはフロートの試し撃ちをしようと思います。