デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

初心者Fの奮闘記 14

もはや奮闘にもならなかった2回目の某所エギング。

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前回に続き、良型のアオリイカが釣れるつもりで、釣場へ向かう車内で豪語していた初心者Fですが、帰りの車の中では寒い、風が強い、イカの回遊が無いと言い訳と弱気発言。

まぁ今回は、99.9%釣れないのは解っていたし、予想通り釣れませんでした。

年間、色々な釣りを通して、なかなか前回の様な爆釣イージーモードには遭遇しないものです。

そもそも攻略のアプローチが間違い。

前回は基本的に投げれば釣れる、本当に全ての好条件が重なった稀な状況だっただけで、基本的なアプローチが出来ていなくても結果が出ました。

本来、初めての場所なら餌木をキャストしたら、着底までのカウントダウンを行い、水深、海底地形や潮流を調べて、そこから攻略して行くのがセオリー。

コレはエギングでなくても、どんな釣りでもそうですし、基本中の基本です。

でも、実際コレをやらない初心者は多いですし、すぐに◯◯ルアーを使えば釣れる!この場所なら釣れる!みたいな他人の情報に飛びつき、地道な努力をしないのが現実。

だから毎年釣り(ルアーフィッシン)デビュー者が増えても、その1割も上達しないので、結局釣れないと諦め辞めて行くのです。

セオリーを無視して適当なキャストとワンピッチジャークをすれば釣れると言う前回の成功体験と、そこから来る思い込みが、今回の敗因。

何故私が釣れなくてもひたすらキャストを繰り返していたか…。

それは地形把握の為と、風、潮の流れで餌木がどれだけ流され、狙った水深の狙った場所で餌木を操作するには、何処に投げて、どのようにライン操作をするかを探っていたから。

ですから私の頭の中では海底の地形や何処に根掛かるポイントがあり、何処にロックエリアのエッジがあり、ブレイクがあり、反転流が出来るかが描けています。

結果、小さいながらもアオリイカを4杯釣る事が出来ました。

ちなみに初心者Fと先輩が釣具すら放置してコンビニに行っている間に、アタリの出る場所を2か所ほど追加で把握

風や潮、天候、地形を調べて釣りをするのは常識です。

いつも無風、過ごし易い気候、根掛かりしない釣場など90%以上あり得ないのが当たり前。

潮の干満により、攻めるレンジも潮の流れも刻々と変わって行くし、ターゲットの泳層も変わります。

初心者や素人はこれらの作業を怠るし、ともすればその重要性すら理解していません。

コレをしないから根掛かり回避が出来ないし、魚の着き場が解らないから釣れない。

当然釣れないのですから、アタリの取り方、掛け方、その先のやり取りの上達もありません。

今回、初心者Fは根掛かりと自身の結んだリーダーの不具合で30分程で釣りを完全に終了。

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結局今日は風と寒さでダメな日……。

その考えに行き着いただけ……。

コレだと情報の蓄積、釣場環境の把握は出来ません。

良く釣るエギングマイスターと素人のにわかエギンガーの差はこの情報量と、それに対応出来る知識と経験、技術の差なんですね。

あと集中力。

満潮が21時である事を見越して夕まずめを含めた18時過ぎに乗り込んだ訳ですが、結局満潮まで集中力が続かず、21時からの潮の動き始めをみすみす逃して納竿。

上達する為にはいくつも壁を乗り越えて行かなければなりませんが、一つ壁を越えるのに、初心者Fはまだ5年くらいかかるかもしれません…。

 

さて、前回ほどこの釣場でアオリイカは釣れませんでしたが、私的にはこの釣場は、市街地近郊の中では結構なポテンシャルを秘めた場所だと思っているので、通って攻略する価値は十二分にあると思っています。