週末、金曜日の晩は釣り人で溢れかえる事間違い無し。
翌日が休みなサラリーマンは釣り仲間、同僚と場所取り合戦へと繰り出します。
このような人々は潮汐や天気などお構い無しで、終業と同時に釣場へ移動。
したがって、18時〜19時がまず第1ラッシュ。
次に夕食や釣具屋へ寄り道した人々が20時〜21時に第2陣として空いている釣場を探してやって来ます。
21時以降は新規の釣り人は減り、各防波堤やメジャーポイントは満員御礼。
この時間帯から場所を確保する事は非常に難しくなります。
深夜0時を回る頃からポツポツと退散する釣り人が出始め、2時頃には大抵の釣り人が帰路に着きます。
流石に金曜日丸一日働いた後、帰る体力を考えたら、深夜2時頃までが限界でしょう。
土曜日の朝まずめ狙いの釣り人が釣場へ入るのが3時〜4時。
なので場所を確保するのは2時を過ぎた頃からが確実。
土曜日の朝まずめが終了した8時頃も狙い目。
朝まずめを狙いに来る人たちは比較的ベテラン勢が多く、そのタイミングが終われば、無駄にネバったりしません。
陽が昇ったらパラパラと帰って行きます。
そうしていると、9時頃から昼の素人・ファミリー勢が参戦して来ますので、8時頃からの場所取りも有効です。
次のチャンスは正午頃。
流石にガチ勢ではないファミリーなどは、3時間も釣りをしたら飽きて来る頃。
お昼ご飯食べに行こうか…となります。
また、昼食後に釣場に入るファミリー勢も居ますので、正午も1つのタイミング。
最も難しくなるのが土曜日の夕まずめのタイミング。
この時間帯はまだ日没までネバるファミリー勢、素人の居残り組が居ますし、夕まずめ狙いのガチ勢が16時頃から釣場入りして来ます。
気の早い夜釣り派も場所取りへやって来ます。
常夜灯のある堤防は場所取りが最も難しい時間帯ですね。
18時を回る頃、素人・ファミリー勢は撤退しますが、今度は夜遊び感覚の複数団体が場所探しにフラフラと現れ出します。
こう言う人たちは、狙いや宛てがある訳ではないので、この時間帯も場所取りは運任せとなります。
土曜日の20時を回ると、ある程度落ち着き、ベテラン勢は確保した釣場に集中。
釣れてない人がラン&ガンを始めます。
次のチャンスは0時頃。
感覚的にも日付が変われば納竿のタイミングとする人も多く、少し場所が空き始めます。
そしてまた、朝まずめ狙いのガチ勢が来る前までは比較的場所に入り易いです。
ただし、昼夜問わず叩かれ続けた場所も多く、釣り自体が難しい展開となる場合も多いです。
日曜日も基本的には土曜日の午前中と同じ状況。
午後からは、新規で釣りに来る人は減り、夕まずめを過ぎた頃からほとんどの釣り人が撤退し始め、比較的場所取りが容易な時間帯となります。
場所や狙いがハッキリしているなら、この時間帯に絞って、短時間勝負も有りですね。
20時を回ると、実はまだ変態さんか、素人は釣場に現れます。
月曜日に影響を残さないギリギリまで釣りを続け、0時頃には釣場は空きます。
コレが週末の釣場のサイクル。
釣りたい場所が人気釣場であればあるほどこの傾向は強く、他人の動向まで考えて移動しないと、せっかく長距離を移動して来ても、釣場に入れない事はザラです。
まぁ足場が良く、常夜灯があり、駐車場スペースのある防波堤を外せば、これらを気にする事なく釣場を確保出来るんですけどね…。
比較的スレてない魚を探して、邪魔の無い釣場探しは難しいものです……。