週末です。
午後11時が満潮につき、何処の釣場も釣り人だらけ……。
狙っていた場所+オプション含めて7ヶ所も入れないとなると、流石に心が折れそうです。
ここまで場所が無い事も珍しく、街灯無し、駐車場無しの場所にも人がいる。
流石にここには…って場所には地元高校生くらいのカップルがお取り込み中。
釣りで邪魔するなど野暮な事は出来ない。
まぁ、こうなったら満潮時には浸かってしまう釣場をまわるしかないので、9割がた諦めモードで海峡筋の場所へ行くと空いていた…
ラッキーとしか言い様がない。
この場所は9月以来きていない。
アジが居るのかどうかも微妙な上、水深もさほどないので、潮が下げるまでが勝負のタイムアタックとなった。
まず、1g count 18でアタリを察知。
しかし、メバルくさい。
集中的にそこを攻めたが釣れたのはやはりメバル。
そして、ついてない事に4投目で根掛かり。
場所探しでウロウロ時間を無駄にしたおかげで、潮が引いて来て足元は水深1m程度。
思い切って2gまでアップし、遠投してボトム(count 30)から攻める。
徐々にレンジを上げcount 20でアタリ。
空かさず合わせを入れて21cmを釣る。
続けて同じレンジで19cm。
しかし、その後流れが止まりアタリがなくなる。
再び遠投してボトムを取ってステイさせると、僅かに伝わるアタリが!
アワセを入れるとドラグを引き出すトルクフルな引きをする。
根に潜らないし、突っ込み具合からすぐに真鯛だとわかった。
多分50cmないくらいじゃないか?
エステル0.4号なので無理は出来ないが、過去の経験から獲る自信はある。
しっかりドラグとロッドのしなりで走りを止めて浮かせると白く光る魚体を確認。
真鯛だ!
階段から引き上げようとした瞬間、まさかのラインブレイク。
完全に私のミスだが、リーダー6lbを持ってグリップで掴む予定が、メインライン2lbを持ってしまい破断…。
やらかした…45cmほどのキレイな真鯛だったのに……。
タモを用意する癖をつけないからこのザマ。
マジで小さくても良いからタモは必携ですね。
潮もかなり引き、気持ちの糸までブレイク気味だが、流れが出て潮目も近くに出来てきたので、再度2gをキャスト。
count 20。釣れそうな雰囲気の流れの中に入っているがアタリが出ない。
その時水面でライズ音が聞こえた。
まさか表層直下?
count 5は引き抵抗もなく雰囲気もないが、count 10から下は流れが強い二枚潮。
そしてcount 15でアタリが。
流れの中でのドリフトの釣りは結構激しくバイトが出ます。
釣り上げると、絶対バレない上顎の奥深くに刺さっている。
続けて同じレンジに入れるとコレまた気持ちの良いアタリが出た。
それ以降はアタリがなくなり、潮も引ききってThe End。
本来入る予定のなかった場所だが、なんとかアジが釣れてホントに良かった。
下手したら足伸ばしただけで釣りも出来ずに帰らなければらならないほど場所がない状況だったが、きちんとアジングを成立させる事が出来てホッとした。
唯一真鯛をバラした事だけが悔やまれる……。
小顔で体高のある魚は脂が乗ってて旨い。
一番下の奴はよく脂が乗ってました。
外気温が5℃を下回るようになって来た夜釣り。
そろそろ真冬なみの防寒対策が必要になりそうです。