休日出勤をして、仕事を終えてから先週と同じ釣場に出掛けてみたら、2人組の先客が。
まぁ到着時間が遅いから、いくら人気のない場所とは言え、週末だし空いてないだろうと思ってはいた。
その2人組、私の姿を見るなり、釣場とその周辺にタックルボックスとクーラー、バケツなどを等間隔に広げ出し、
「この辺ワシらの場所じゃけぇ」
なんだと…。
何も言ってませんが？
みっともねぇオッサンどもだな。
別に邪魔になる場所じゃ釣りしないし。
そんな訳で少し離れた場所で釣り開始。
多分もう産卵を終えている頃だと思うので、厳し戦いになると予想。
陽が沈んで、薄暗くなってもアタリも波紋もたたない。
私の立ち位置には灯りも無いので、流れとブレイクを表層、中層、底層とローテーションしながら探って行く。
完全に辺りが暗くなって来てから、
沖のボトムで小さなアタリが。
アジ？
半信半疑で合わせると、あまり抵抗感なく寄って来た。
抜き上げるとアジ。
先週より明らかに引きが弱々しい。
その後、色々探って手前でも表層でもアジのアタリの一つも出ない。
カサゴやメバルが先に食ってくるので、近距離にアジは居なくなっている様子。
アタリが出るのは沖のブレイクのみ。
2g遠投でギリギリ届くあたりのボトムで、重さが乗るような払出しの潮が効いた時にポツ…ポツ…とアタリが出る程度。
完全に産卵を終えたようです。
結局4時間半粘ってなんとか4匹を捻り出す事には成功したが、今後、この場所は厳しくなる事が予想されます。
次回からは少し水深のあるエリアも含めて調査しないと、アジを見失ったまま、豆アジシーズン突入となってしまいそうです。
さて、あれだけ場所を占拠して目くじらたてて
「ワシらの場所」宣言をしたオッサンども。
こちらが片付けて歩いて行くと、じっとこっちを見てくる。
まぁ1匹も釣れてないし、何か言いた気な感じではある。
最初の敵対的な発言に少し思う所もあったので、「釣れましたぁ？？？」と聞いてみたww
目を逸らすオッサン達。
割り込みとかする訳でもないのに、無闇矢鱈と人を敵視するもんじゃないよ。
何なんでしょうね…
結局アジが居ても洞察力と腕が無けりゃ釣れないって事。
産卵後のアジは特にそうで、私の中では、1年で1番難しい釣りだと思っています。
