西に向けて移動していた台風が急反転し、山陰地方付近を東に進むと言うワケの解らない進路。
天気予報もコロコロ変わり、もはや釣りどころではない。

ただ、日付けが変わる前までは、何とか釣りが出来ると読んでいた。
当然強風は覚悟していたが、怖いのは雷。
これだけの雨雲が雷を伴わないなどあり得ない。
ならば0時までにサクッとアジを釣ってさっさと帰宅しよう。
(いや、マジでそーゆーのが一番危険だからやめとけよ…)
休日出勤を終え、釣具をまとめてバンに放り込んだら、釣場へGo!
ところが、何処の釣場にもエギンガーが居る。
今年、ホームエリアはエギングのシーズンインが早かったようで、掌サイズも無いようなアオリが釣れたと情報が駆け巡った結果、ガチ勢からニワカまでエギンガーが急激に増えた。
数ヶ所回ってみたが、何処も釣人が居る。
キミタチ コノアトノ テンキ シッテル???
雨雲接近まであと2時間。
もはやこれまでと腹をくくり、狙ったポイントの近くで、リグって待機。
その間にも風は強まり、時折空がピカッと光だした。
あまり時間はなさそうだ。
天気も運まかせだが、場所も運まかせ。
習性と言うか、エギンガーなら1ヶ所でねばったりしないだろう。
ましてニワカだと特に。
案の定15分もしたら撤収して行った。
すかさずその場へ入る。
本来なら、新規開拓を含めてランガンするのだが、限られた時間の中では、アジが居る(可能性の高い)場所で釣り展開する必要がある。
水面を凝視すると、若干ベイトが居るように見える。
ただし、ライズは起きていない。
スローフォールで探るなんて悠長な事など出来ないので、最初から2gで全層をサーチ。
10分ほど投げ倒すがアタリが得られない。
居ないのか?
一瞬サーっと通り雨が来た直後、ボトムでアタリが!
雨音で警戒心が緩んだのか、1匹目をキープ。
居るぢゃん…。
ただ、その後が全然続かない。
沖も潮目もブレイクでも無反応。
浅場に群れてないかと探りを入れるとフグにワームをガヂガヂやられる始末。
1時間ほどアタリがないので諦めようと思ったその時、ブレイク手前で着底したリグに微妙なアタリが出た。
合わせたら、生命感のない重み。
ん?ダメ元で追い合わせを入れたら走り出すアジ。
ボトムベッタリで居食いのような感じだった。
兎に角2匹目をキープ出来たので、急いで片付ける。

時刻は23時40分。
予報通りなら雷雨到達も近い。
ムシッとした風も、冷たい風に変わった。
雷の光と音の間隔も近く、光る頻度も高い。
どう見ても限界。
危険な状態だと判断し、納竿とした。
案の定、クルマを走らせだすと急に土砂降りとなり、雷が山に落ちるのが見えた。
何事も無かったから良かったものの、解っていながら結構なリスクを犯してアジングをしていたと反省。
帰り際に波止から豪雨に打たれて退避するエギンガーを何人か見かけたが、彼らは私より危機感が無かったのでしょうし、ロッドに雷が落ちたりしてないか心配になりました。
自然の力の前に人間は無力ですからね…。
釣りの事だけでなく、気象情報と身を守るための感覚も養わなきゃいけない遊びですね。

刺身と揚げ物、
揚げ物は梅肉とアジを大葉で包んで揚げました。
2匹でも、じゅうぶん酒の肴になります^ ^