釣りモノが少ない2月、3月。
3月に入ると、少しずつ気温は上がってくるので、釣りはしやすくなるのですが、海の中はまだ真冬。
兎に角釣れる魚が激減します。
私の住むエリアではメバル、カサゴを除けば、カレイくらいじゃないでしょうか?
そんな3月ですが、回遊があれば6月くらいまでは大型のサヨリが釣れる可能性があります。
出典:Yahoo!
サヨリはコマセを巻いて寄せて釣る餌釣り。
仕掛けは下図のとおり。
出典:がまかつ
ウキ、コマセカゴがセットになったものが売られているので、そちらを購入するのがお手軽です。
コマセにはアミエビを使います。
手が汚れないチューブタイプのコマセもありますが、集魚力は冷凍のアミエビブロックの方が上です。
サヨリは口が小さいので、サヨリ専用の小さな鈎に、刺し餌にはコマセの中でも大粒なアミエビか、刺餌用のオキアミを準備します。
が!
この刺餌、遠投したら鈎から外れやすいのが問題。
力一杯投げようものなら、あっと言う間に外れます。
そこでオキアミの代わりに使うのが、イカの塩辛。
何と1本あれば1日持つと言う素敵な刺餌。
残りはご飯と一緒に完食しましょう。
鈎には小さく切ってちょん掛けでOK。
10匹程釣ってもビクともしません。
根掛かる釣りではないし、特別専用ロッドを用意しなくても、仕掛けさえあれば暖かい日中に楽しめる釣りです。
刺身、寿司、天ぷらでも美味しいサヨリ。
是非チャレンジしてみて下さい。
…と言っておきながら、一つご注意を…。
出典:酢飯屋
真鯛の口腔内に寄生するタイノエと同じくウオノエの仲間です。
サヨリの鰓蓋をめくると、結構な力でガッシリとエラに張り付いている事があります。
群単位に寄生するので、釣ったサヨリに発見したら、その群全てに居ます。
しかし、アニサキスのように人間にとっては害ではないので、食に関しての心配はありません。
見た目がアレですが…。