見習いと言う言葉の意味を、この歳になって真剣に考える。
言葉の通り、「見て」「習う」から見習い。
現在の職について、所謂職人と言われる技術者を監督する立場の仕事をしていると、職人の仕事から学べる事がホントに沢山あります。
普段自分がやらない事を毎日自身の仕事としてこなしている職人さんから得られる事は山ほどあります。
私はこれを興味を持って、見て、習い、休日のDIYに活かしています。
教えてもらわなくても吸収すれば色々知識も技術も増えて楽しめると思うんですよね。
逆にコレをしない、興味を持たない、あ〜仕事してくれてんだなぁ〜くらいにしか思わないのが最近の20〜30代の若い子たち。
勿論そうでない子も居るけど、極々稀。
その稀な存在の子は、ほぼ100%覚えも早いし、成長も早いので会社にとっても重要な人材となります。
一例として、過去、私が某企業で教育担当をしていた頃、僕大卒ですから!ってヤツと、礼儀もクソもない元ヤンくんとでは明らかに成長の度合いが違いました。
大卒ですから!な彼は、プライドが高いので、人に頭を下げて教わる事をまずしません。
逆に、元ヤンくんは頭は悪いかもしれないけど、言われた事を素直に聴き、私が教える事に対して、最後まで興味を持って学習してくれました。
あと、要領が良かったのもありますけどね。
2年が経つ頃には大きな差が出来ました。
2年経っても大卒は1人で仕事を任せられないし、そもそも何故その業務が必要とされるのかも解らないポンコツ具合を発揮ww
元ヤンくんは、もはや私が口を出さなくても仕事をこなし、設備や数値の異常にも気づき、相談してくるようになりました。
この差は非常に大きいですよね。
昔の職人気質な人は教えると言う事をしませんでした。
見てやって身体で覚えろ!
そんなもんです。
でも今の若い子は、教えてもらってない。
教えてもらわなきゃ出来ない。
と、覚えようと努力もしないくせに自分は悪くないを主張するんですよね。
いーよいーよ。
そうしてなさい。
先々何も出来なくて困るのは貴方達だからwww
今のうちに甘ったれた事を主張してれば良いじゃないwww
だからこう言った子に、時間をかけて教育するのは凄く無駄な事だし、1教えて0.5しか出来ないなら、さっさと見切りをつけた方が良い。
10出来るようになれとは言わないよ。
でも1教えて3出来る子、少なくとも1以上を努力してやれる子を育てる方が、それだけ教える側の負担も軽くて済むし、育てば教えた側も戦力として扱えて、早くラクが出来るし、それだけ次の人材育成に力を入れる事が出来る。
今、色々な企業で人材不足が叫ばれているけど、そもそも育て方、人材の見分け方も解らない人が人事とか教育する立場に居るから、何やっても無駄。
もっと言えば、それでもやっと入って来た若手社員だから、辞められたら困る!とそこに固執し過ぎてて笑えます。
時間をかけて教えて1年様子見たけど、やっぱ使い物になりませんでした…じゃ時間もお金も無駄。
そして正社員だからクビにも出来ない。
仕方なく雇用し続けるしかない…。
何がしたいんだかサッパリです。
まぁ好きなようにしたら良いぢゃないwww
私が人事なら1〜3か月(試用期間)、キッチリ育成、成長具合を見極めて判断しますけどね…。
そのための試用期間なハズなんですけど…。
雇用する側に見る目がない、そもそも人材採用のノウハウが無いので、どんどん無駄な人材と人件費が増えて行きますですwww