デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

初心者講座11 (危険な生物)

まず、こちらから紹介するべきでしたね…。

釣りをしていると、狙った魚以外にビックリするような大物や、見た事もない魚が釣れる場合が多々あります。

中には猛毒を持った生物も居ますので、見知らぬ生物を釣り上げてしまったら、絶対に触らないようにしましょう。

 

ハオコゼ

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オコゼの仲間は、背びれに高分子タンパク毒があります。

ハオコゼの場合は死には至りませんが、かなりの痛みが現れます。

小さなカサゴに似ているので注意が必要です。

 

オニオコゼ

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いかにも毒々しい背びれには強い毒があります。

ハオコゼと違い毒性が強く、刺されると血圧低下、呼吸困難などに陥り、死に至る事もあります。

 

オニカサゴ

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こちらも背びれ尾びれに強い毒を持ちます。

オニオコゼ同様、血圧低下、呼吸困難などに陥り、死に至る事もあります。

 

ゴンズイ

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背びれと胸びれに毒があります。

ひれは靴底を貫通するほどの硬さ。

 

クサフグ

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クサフグのみならず、フグの仲間のほとんどに内臓と皮膚にテトロドトキシン(青酸カリの1000倍の毒性)と言う毒があります。


キタマクラ

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この魚もフグの仲間。

皮膚や肝臓、腸などに強毒を持ちます。

 

ソウシハギ
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カワハギの仲間ですが、内臓にパリトキシンと言うフグ毒の数十倍の毒を持ちます。

 

アイゴ

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背びれ尻びれ腹びれに毒があり、刺されると激しく傷みます。

 

ヒョウモンダコ

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暖海性のタコですが、近年では瀬戸内海や関東でも目撃情報があります。

唾液にテトロドトキシンを含む為、噛まれると死に至る事もある危険なタコです。

 

海ケムシ

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ゴカイの仲間ですが、指で触ると毒を含む体毛が刺さり、残ります。

毒性は低いですが、痛みが数週間抜けない場合もあります。

 

ヒクラゲ

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瀬戸内海で夏から冬にかけて普通に見られるクラゲ。4本の触手の刺胞の毒針に刺されると火傷のようになり、激痛が走ります。

釣り糸や仕掛けに絡まり触手のみ上がってくる事がありますが、千切れた触手にも毒は残りますので、素手で触ってはいけません。

 

それから、毒ではありませんが、太刀魚やヒラメなどの歯は鋭く、指を喰い千切る程の力もありますし

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夜間光に突進する習性があり、ダイバーに突き刺さったという事例もあるダツ

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スズキの鋭いエラ

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カマスやハタ類の歯も鋭いです。

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出来る限り魚は素手で触らず、フィッシュグリップを使い、鈎はプライヤーなどで外すようにして下さい。