交通規制や休業措置など広島市への影響も大きいですが、それ以上に重要な事だと思っている今回のG7サミット。
平時であれば気にもしないでしょうが、2020年の中国のコロナ騒動から始まり、ロシアのウクライナ侵略など、眼に余る振る舞いをする共産主義国家に対し、各国の更なる団結が求められています。
特にロシアのウクライナ侵攻や中国の強引な海洋進出は、世界情勢の不安定化を招き、資源枯渇、食糧問題、環境汚染、物価上昇と直接私たちにも関係してくる事も多く、見過ごせるものではありませんし、一刻も早く終結に向かってほしい事柄です。
こちらは5月19日、原爆慰霊碑へG7首脳が揃って献花を行った歴史的な瞬間。
7年前にオバマ大統領が広島を訪れた時も驚きでしたが、今回G7首脳が揃っての訪問と言うのは、今世界で起こっている力による現状変更を試みるロシアや中国に対し、強力なメッセージともなり得るのではないでしょうか。
各国首脳は、資料館へも足を運ばれたようで、今後起こらないとは言い切れない、ロシアによる核の使用が如何なる被害をもたらすか、何としてでもそれをさせない為の議論を行なって頂きたいですね。
和やかな雰囲気の中行われた宮島訪問。
こういった国々との良好な関係を維持できる民主主義の国に生まれて良かったな改めて思う瞬間でもありました。
自国の利益しか考えない協調性のない国家には、この様な関係は作れないでしょう。
除け者な中国がコソコソ裏で中央アジアと密会をしているようですが、ロシアも含め、自分の方が力が強いんだから言う事聞けよ！ってジャイアン的な圧力協議しか出来ないのも悲しいですね。
まぁまともな考えの国から相手にされないからなんでしょうけど…。
しかし、おかしな考えを持っているのは国のトップだけだと言う事も頭の片隅には置いておきたいのも事実。
彼らは地位と権力、金に目がくらんだ独裁者。
広島を観光で訪れた一般のイラン人は、インタビューで、政府と国民を一緒に考えないで欲しいと言われていた。
世間のイメージとして、核保有、独裁政治、ロシアへの軍事援助と言うネガティブなものしかないが、イランの一般国民が願っている事でもなければ実行している事でもない。
このあたりはしっかり分けて考える必要がありますね。
さて、今のところ何事もなく進んでいるサミット。
先程インドのモディ首相も来日されたようですし、ゼレンスキー大統領も来日されるとの事。
今回のG7広島サミットが世界情勢安定化への大きな一歩となる事を期待して見守りたいと思います。
ダメだと言われ支持率も低い岸田首相だけれども、今回ばかりは頑張ってもらいたいですね。
世界情勢が不安定な中、被爆国の、しかも広島で開催する意義をしっかり示して頂きたい。
こう言った場を牽引してこそ、日本の存在価値があるのですから。
交通規制などで、釣りに行けない(事もないでしょうが、自粛中)ですが、世界平和が掛かってるなら仕方ない事。
まぁサミット明けたら、平日に有休ぶち込んで静かに楽しむさ…。
