死にたくなければ無茶をするな!
色んな事がそうですが、たぶん大丈夫・・・とか根拠のない自信と油断により命を落とすと言う事は多々あります。
私は前職で、常に危険と隣り合わせな職場環境で働いてきたので、危険予知、安全に関しては細心の注意を払います。
結局、自分の身は自分で守るしかない訳で、それは上司や仲間が守ってくれるものでもなければ、誰かが保障してくれるわけでもありません。
釣りに関しても命を落とす可能性のある状況は結構あります。
荒れた海ではうねりに攫われたり、足を滑らせ落水、高さのある堤防からの転落、テトラポットに転落し波に打たれる、磯場などでは転倒が大惨事に繋がる事もあります。
そんな中でも今日、私が体感したのは感電のリスク。
落雷によるものではありませんでしたが、今までで1番恐怖を感じた瞬間でもありました。
昨日の雨もあがり、お昼前からなんとか天候も回復。
長潮で潮周りは良く無いですが、デイアジング再開に向け、マイポイントの調査に出掛けました。
時折陽がさしたりしますが、分厚い雲が垂れ込めています。
数ヶ所RUN&GUNしてみましたが、アジからの反応はなく、カサゴが時々釣れる程度。
漁港内には産卵を意識したクロダイが沢山入ってきており、20〜30cmがゴツゴツ当たってきます。
まぁコレはコレで楽しいのですが、気がついたら空が暗くなり、今にも雨が降り出しそうな雰囲気。
そしてロッドを握っている手に電気が走った。
ピリピリと言う感じがロッドから手に伝わる。
コレ、完全にヤバいヤツやん…。
もはやこれ以上続行は不可能。
話には聞いていましたが、この様な状態は落雷直撃の一歩手前。
どんなに釣りたくても、絶対に止めてください。
兎に角ロッドを立てないように片付け、車に退避。
車に乗り込むと同時に雨も降ってきた。
そしてスマホに届く落雷情報。
30km圏内で落雷があったそうだ。
カーボンロッドにはこの様な表記があります
大抵のロッドには記載があると思いますが、カーボンを含んだロッドは良く電気を通します。
言ってみれば避雷針を持っているのと同じ状態です。
どんなに釣れ盛っていても、後ろ髪を引かれる状況でも、近くで雷が鳴っていたり、注意報・警報が出された場合は、速やかに釣具を畳んで撤収しましょう。
死にたくなければ…。