私の住むアパートは軽量鉄骨造のよくある4世帯が入れるコーポ型の2階建。
その2階に住んでいるのですが、外に階段があるタイプなので、静まり返った夜間などでは、誰かが階段を登って来たら音で分かります。
9月のまだ暑い夜。
不規則な勤務のせいでなかなか深い眠りにつけない日々が続いていました。
そんなある日、夜中に目が覚め寝なきゃ寝なきゃと目を閉じていると、4時前くらいにインターホンが鳴ったように聞こえました。
いくら軽量鉄骨アパートとは言え、レオ◯レスみたいに数件先のインターホンが聞こえる事はないし、窓は締切りエアコンも使っている。
ウチのインターホン???
いや、きっとうとうとしてたから夢だろう…
そう思う事にしました。
そんな記憶も薄れてきたつい数日前。
昼勤務と夜勤務がバラバラで、また深夜に目覚める。
明け方4時…。
今回は確実に起きていたのですが、明らかにウチのインターホンが鳴った。
こんな時間に???
お隣さんなら玄関開ける音だってするだろ?
物音をさせないようにインターホンのモニターを覗きに行ってみると、やはり玄関先には誰も居ない。
勿論階段を登り降りする音すら聞こえなかった。
鳥肌が立つのがわかったが、どうする事も出来ない。
が、どうにもならないと開き直るしかない訳で、そのままリビングでコーヒーを飲んで待機。
次鳴ったら玄関開けてやろうと待ち構える。
いざとなれば玄関先に投げてある工具が武器になる。
シリコンスプレーもしくはゴキジェットも催涙スプレー代わりくらいにはなるだろう。
構えていると何も起こらないもので…。
結局何だったのかわからないま夜が明け、その後は何も起こらなかった。
夢だったのか気のせいだったのか…。
兎に角気持ち悪いので、玄関先に岩塩を置いておく事にした。
霊とか見えないからどうでも良いが、続くと気味悪いしね。
疲れてんのかな…。