長らく続いた釣場付近での仕事が終了したので、仕事後のふらっとアジングが出来なくなったのが残念。
通常勤務にもどり、出張、残業と、かれこれ2週間アジングが出来ていません。
まぁそれでも昨年同時期より3倍は釣りをしたし、自分の通うポイントの癖的なモノも新たに見えて来たのは大きな収穫だった。
頻繁に同じ釣場に通っていると、今まで気づかなかった地形や潮の流れ、タイミング、魚の付き場が解って来ます。
コレは非常に大きな経験で、自分の通うポイントを短時間で効率的に攻める事が可能になるし、見切りも早くなり、どんどん無駄な事が削ぎ落とされて行きます。
無駄がなくなるから、どのようなリグで攻めるのが効果的か?と言う事も明確にわかってくるんですね。
単純に釣り番組で紹介されていた新しいリグを見たから、自分もそのリグを使うと言う根拠のないリグ選択がなくなります。
結局な話、風、潮の流れを計算して、どのくらいのスピードで、魚の目の前にルアーを持って行けるか?
どのような場所に、どの方向からルアーを流したら魚が興味を持ってくれるか?
ルアーフィッシングってそこに尽きるとおもうんですよ。
どんなに釣れると言われるルアーでも、魚が嫌がるアプローチをすると食っては来ません。
そこのところを考えずに、釣れるルアー(と信じ込まされているモノ)をキャストするから釣れない釣れないと悩む事になるのです。
今回、かなりの回数自分のポイントに通う事が出来、理解しているつもりでいた釣場でも、まだまだ知らない部分が見えた事は本当に良い経験となりました。
どこかでマイポイントを知り尽くしたと満足してしまっていた部分に気付かされ、考え直す機会にもなりましたしね。
年間釣行200日以上って方もいらっしゃいますが、釣りが上手い人と言うのは、こう言った経験の積み重ねが人よりも遥かに多く、技術の引き出しも圧倒的に多い人の事を言うのだなと、改めて思いました。