最近の釣行では1つの場所でネバる事をしません。
投げても5〜10投。
アタリが無ければ移動します。
厳寒期、瀬戸内の2月なんて釣れなくて当たり前。
そして魚は居るところにしか居ません。
流れのある場所、温排水、水温の1℃でも高い場所、餌が豊富な場所。
※火力発電所や下水処理場の近くなどは水温が周りと比較して安定して5℃以上高かったりします。
人間が寒くなると暖かい場所に集まるように、魚だってあまり行動しなくても効率よく食事が出来て、暖かい場所に集まります。
そう言った事から、アタリも無い場所で長時間頑張ったところで状況が好転する可能性は低いと割り切って移動します。
当たり前な事なのですが、釣りを成立させる絶対条件として、まず魚の居る場所で釣りをしなければなりません。
釣れない釣れないと悩むのは、魚の居ない場所で釣りをしているか、魚が居ても食い気が無いかのどちらかです。
ほんの少しのアタリでもあれば、まだ食って来る可能性が残されていますが、アタリすら無いのであれば、諦めた方が時間を無駄にしなくて済みます。
特に瀬戸内のように干満の差が激しいエリアでは、干潮付近の数時間は釣りにならないほど水位が減少するので、もたもたしていると釣場自体が消滅してしまいます。
なので、アタリの無い場所は数投で見切る。
その為には信頼出来るパイロットルアーを自分の中で決めておき、手早くサーチする事が大切です。
ただでさえ低水温で活性の低い魚に、何度も同じルアーを見せ続けてもスレはしても活性が上がる可能性は低いですからね。
サーチは数投で十分です。
もし水面に波紋が出たり、ライズがあるようなら、プラグを数投してみるのもありかもしれません。
1ヶ所でネバって寒さに負けて退散するくらいなら、数ヶ所調査した方が今後に繋がります。
ま、最近の釣果の言い訳っぽくなりますが、自分のメインとする釣場を数ヶ所調査していれば、海の状況変化が判りますからね。
夏なら回遊待ちなども有りですが、冬場は特に場所を見切るタイミングは重要です。