昼間も幾分暑さが和らぎ、エギング、サビキと大盛況で、再び防波堤は密状態。
勿論そのような場所は避けている訳ですが、昼間のサビキのコマセに寄せられたアジを狙うとなると予想通りの大苦戦。
アジはそこに居ます。
しかし、通常デイで狙える場所付近の、桟橋、堤防からドボドボとオキアミを撒かれたら、本来アジが居るべき場所から離れてしまいます。
ブレイクや潮流、その他の要素も完全にスポイル。
サビキ師は入れ食い状態。
こちらにはアタリすら無し。
こうなってくると、思考が迷走…
ワームを小さくしてみる?
オキアミっぽいカラー?
ジグヘッドも軽くしてスローに落とす?
ジグサビキ?
サビキ師の間に入ってやってみる?
そもそも、デイアジポイントとして絞り込んだこの場所自体が違う???
etc...
まさに疑心暗鬼…。
結果としてアジのアタリ一つ得ることなく、その日のアジングは終了となりました。
やはりコマセに酔ったアジはワームなど見向きもしないようです…。
手ぶらで帰るのも悔しいので、足元をうろついていたアオリイカを土産とすることにしました。
サビキ祭りが終了するのを待ってみるのも手ですが、思考が揺らぐようではさっさと場所移動したほうが精神衛生的に良いと思われます。
さて、サビキの対抗策を長年考えてはいるものの、イマイチ「コレだ!」というものが思いつきません。
いや、色々考えはあるのですが、アジングタックル(エステルライン)で出来ること、且つゴチャゴチャして取り回しの悪いリグ、セットまでに時間と手間がかかるリグは避けたいところです。
(私がキャロやフロートを使わない理由はソコ)
実戦投入の為に考えているのが、以前記事に書いた、ノーシンカーで表層アジを狙うリグ。
アクティブフロートってヤツですが、これはガン玉を仕込めば、フォールスピードを調整できるフロート。
要はコマセと同調させれば、ワームもしくは魚皮に反応してくるアジも居るだろうという、他力本願な泥棒仕掛け。
サビキ師が撒いた撒き餌を利用し、数では劣れどデイでアジをGETする為のリグです。
正直言って不本意ですよ。
ですが、どこもかしこも噂を聞きつけたサビキ師だらけとなれば、こういったリグも必要となってくるのかもしれません。
餌を撒くのはサビキ師の勝手。
それを隣や近場で利用したとしても、文句を言われる筋合いはありませんからね。
軽量ジグ単、ボトムドリフトでも勝負にならない状況に陥ったら、敢えてそれを利用するのも一つの手段だと思います。
次回、サビキ師が沢山居る中で投入してみたいと思います。