前回、前々回と爆風、強風の中アジング。
そのどちらともが表層メインで釣れた上、捌いてみたら胃袋から出て来たのは2〜4cmのベイトフィッシュ。
したがって、短期決戦の今日は始めからベイトフィッシュを意識して、小さめのクリアラメやスモーククリアなどのワームを投入。
長潮の干潮間際。一気に片をつけるつもりで釣場に到着すると、不思議なくらい生命感がない。
と言うよりアジの気配がない。
そしてベイトも居ない。
試しに数投表層を探るがカスリもしない。
そこで仮説。
前回、前々回は爆風で外洋が荒れた為にベイトが湾内に避難して来ていた。
それを追ってアジも湾内に入って来たのではないかと…。
今日は凪でベイトも外洋に出てしまえば、居残り組の僅かなアジしか居ないかもしれない訳だ。
潮回りも良くなく、足元の水深は1mもなさそうだが、それを言い訳にしたくはない。
表層に居ないのであればレンジを下げて藻の際やゴツゴツしたブレイクの向こう側を集中的に攻める。
20分ほどあれこれ試していると、ボトムすれすれのロングフォールで僅かなアタリが出た。
コンって言う吸い込みバイト。
間違いなくアジだ。
気持ち良い合わせが決まり1匹をGET。
その後は全く反応がなく干潮を迎え、潮の動きも止まった。
ブレイク攻略にジグヘッド4本ロスト。
久しぶりにこんなに根掛かりしたが、それだけタイトに攻めても1匹しか釣れなかったのは非常に悔しい結果。
明らかにアジの数も居ないし活性も低かったのでしょう。
もっと群が大きければ、餌を奪い合うのでアタリの数も多かったはず…。
最終的にボトムではカサゴしかアタらなくなったので納竿としました。
メバルやアジより足の遅いカサゴが先に食って来るようではアジは期待出来ない状況です。
潮が満ち、それなりの水深になるまで寒い中3時間も待てませんしね…。
前回の釣行からたった4日でこれだけ状況が変わってしまうアジング。
コレが回遊魚攻略の難しいところ。
一筋縄ではいかない。
ベイトフィッシュが湾から抜けたが、1匹釣れたと言う事は、アジが居ない訳ではない。
次回、居残り組の攻略と他のアジがどこに移動したのか、広範囲をサーチする必要がありますね。
追記:アジの胃袋から出て来たものは小さなエビ?のような微小生物。
ベイトフィッシュが抜けた証拠ですね…。