デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

はぐれアジ

産卵期のアジを追って、同じ釣場に通っていますが、状況は悪化するばかり。

とうとうアタリすら得られなくなり、小潮と言うのも相俟って潮すら動きません。

不貞腐れて雨が降るまで車で一服しながらアタマをリセット。

その間に2人程アジンガーが現れましたが、2人共1時間もしないうちに去っていきました。

ここ数週間の産卵期のアジの行動から、あれやこれやと試行錯誤はしているものの、やはり射程圏内にアジが入ってこない限りは手も足も出せません。

ロッドを持たずに海をじっと観察していると、50〜60m沖に波紋を発見。

流石にリグが届きませんが、よく観ると足元をアジが単独で泳ぎ、何かを捕食しライズ、沖へ走って行きます。

群の中から数匹単位で、防波堤近辺に捕食に来ているのでしょう。

つまり、表層を引けるリグをタイミングよくこの数匹のアジに発見させてやらなければ釣れないのです。

そりゃ釣れ続かないし、ボトムでリフト&フォールなんかやってても釣れるワケがないんですね。

雨が降り、流れが出始めた段階で、アジング再開。

1.5gのジグヘッドを潮に乗せて流し、30〜40cmさびきテンションを抜いてまた流す。

これを沈まないように繰り返し、1時間半ねばってなんとか2匹を釣ることに成功しました。

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22cmは卵を、25cmは白子を沢山持っていて、産卵間近と言う感じです。

釣れた2匹ともが一度場を休ませた直後にヒットしているため、釣れない時間帯にキャストを続け、無駄にプレッシャーを与えないことも必要なのかもしれません。

数匹で、しかも表層を遊泳しているとなると、リグの着水などで警戒して近寄って来ない可能性も否定できません。

産卵期のはぐれアジの攻め方は、タイミングにも気をつける必要がありそうです。