呉市某所がサビキ師だらけなので、とびしま街道最東端の島、愛媛県今治市岡村島まで遠征してみました。
岡村島上陸は初。
前日が雨だったこともあり、霧まみれの中、午前7時に現地に到着。
特にターゲットは決めていないのですが、アジを中心にアオリイカなどを狙ってみる計画。
まず始めに、最東端までの道中、google mapでピックアップした場所をチェックしてみましたが……ブレイクがない、ホンダワラがない、ベイトも少なく、共存魚種の姿も見当たらないと言う状況。
しまなみ海道にも共通しますが、とびしま街道は、まず潮流が速いです。
餌が溜まるワンド状の地形が少なく、あっても立入禁止や断崖絶壁だったりします。
又、遠浅な場所が多く干潮時はゴロタや砂浜が露出する場所も多い為、アジが居つく場所には向きません。
餌が溜まり、アジが居つける環境には、浅くても射程圏内に水深のあるブレイクが存在し、スズメダイやウマヅラハギが居ます。
島を一周してみましたが、そのような場所は1カ所しか見当たらなかったです。
季節的にかもしれませんが、スズメダイよりウミタナゴが多かったように思います。
水色や雰囲気からは、アジが居そうな感じなんですけどね…。
アジングで粘ってみましたが、釣れてくるのはアコウの子どもやメバル、クロホシフエダイ、アナハゼ、ササノハベラ…。
アジは釣れず、不思議とサバも居ませんでした。
収穫としては、しまなみに近い為か、割と大型のメバルを日中にもちらほら見かけることができた事。
又、地元の方の話だと、アコウが普通に釣れるとのことで、普段通う呉市某所とは環境が違うようです。
(とびしま街道の豊島より西ではアコウの数は激減します)
デイで仕留められれば最高なのですが、次回は夜間も含めて調査に訪れてみたいと思います。
アジの数は少ないと思うのですが、しまなみに近い場所のキアジのほうが体高があり、脂が乗っていて美味しいですからね。