デイアジ初心者の雑記帳

アジングを中心に、お手軽お気楽な釣りについて綴っています。

初心者Fの奮闘記 12

ニュータックルを購入し、離島釣行への気合いみなぎる初心者F。

早朝、5時20分。

集合場所に向かうと、何故か釣具とチェアー等を広げて待つ初心者F。

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いやいや…。

完全にウケ狙いでしょ💦

ご近所さんに白い目で見られるからやめて!

さて、フェリーで離島へと渡った訳ですが、鱒レンジャーとプロマリンリールでフカセ釣りを始める初心者F。

しかし、ウキ釣りセットの取説にも目を通していなかったようで、ウキ下設定なしで水面下20cmを餌が漂う状態。

ちゃんと説明しなかった私も悪いのですが、ウキ止めの扱いや設定、魚が見えなければ深場を探ったりと、考える事が多い釣りでもあります。

正直カサゴ釣りより遥かに難しい釣りなんです。

刺し餌をつけて浮かべるだけで釣れるなどと言う甘いモノではありません。

撒き餌で魚を寄せる。その撒き餌と刺し餌を同調させ、何処の水深で魚に喰わせるか。

潮や風、ターゲットのレンジを考慮しなければならないし、波が高ければ浮力の違うウキとオモリが必要になるし、雑魚が多ければ、撒き餌の撃ち方も考えなければなりません。

先に挙げた事はフカセ釣りで考慮する事のほんの一部です。

ベテランフカセ師が聞けば、鼻で笑う事でしょう。

まだ、釣場環境を見て、釣り方や道具をひとりで準備出来ない初心者が多かったとは言え、ある程度は興味を持って釣り方や必要な道具を準備出来るようにはなって貰いたいものです。

 

初心者は、釣りはこうすれば釣れる。という明確な回答を欲しますが、正直そんなものはありません。

海や魚の状況に合わせて道具も変えて行くものです。

今回の釣行は風が3mほど吹いていましたが、初心者は口を揃えて風が邪魔と言っていました。

私から言わせれば、たかが3m。

ラインを細く、比重のあるモノに換え、風に取られない重さのリグで、風下からライン操作をすれば良いだけの話。

でもラインだけでもこれくらい考え、選び、操作しなければならないのです。

ロッドもリールもとなると、考える事は多いです。

その上で、魚が居るであろうポイントに仕掛けを届ける事が出来て、初めて勝負になるのです。

餌をつけて投げていれば釣れると言う程甘くはないのですよ。

実際に私も経験者M氏もシロギス狙いの投げ釣りをしましたが、活性が高ければ素人でもバシバシ釣れるシロギスが、数少ない僅かなアタリを拾って掛けに行かないと釣れない状況に苦戦。

考えて選んだタックルでその状態だったのです。

結局初心者Fとルアーに拘り続けたY氏はボウズ。

状況を考えれば仕方ない事でしたが、次回はタックルや環境を考慮して臨んでもらいたいものですね。

 

折角買った新しいリールは出番が無かったようで…。

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PE0.6を巻いたので、4号オモリで60mくらいはキャストし投げ釣りが出来たハズなのですが…。

初心者Fがプロと崇める経験者M氏が居たからヒヨっちゃったかなwww