海峡筋を除いて、必ず見える場所に網が張られている上関。
島一周、どこもかしこも刺網だらけの周防大島。
そんな中でもなんとか網から距離もあり、流れ込みもある場所を見つけ、15時くらいからデイアジング再開。
大雨直後で濁りが入っていたが、ウルメイワシがライズする環境。
条件としてはまずまずかな…。
1時間ほどしたら広島ナンバーの車が到着。
広島在住の方が1人で来られ、色々お話をしながらアジングを続行した。
週末のたびに高速道路を使い、遥々山口県東部まで釣りに来られるらしい。
5月に入ってからアジが釣れないと言われていたので、刺網の件をお話すると愕然とされた。
わざわざ遠方から来て、その状況を知ったら、さぞかしショックでしょう。
私も島一周しながら沖に浮かぶブイを見て、期待出来ない状態でアジングをしている…。
案の定アジからの反応はなく、陽が落ちてもメバルが釣れるばかり。
遠くへ行けば釣れるかもしれない。
釣り人の希望ではあるが、案外どこまで行ってもダメな時はダメである事が多い。
実際、私も倉橋島や江田島方面に行ってみようかと考えていたので、釣り人の考える事は皆同じって事なんでしょうね。
この方、奥様の実家が江田島だそうで、江田島のポイントをいくつか教えて頂いた。
お礼といっては何ですが、私も隠れマイポイントの情報提供。
一緒に釣りしてても感じの良い釣り人でした。
さて、釣場で出会ったこの人は、糸くずやゴミをキチンとバッカンに入れる方でした。
当たり前のマナーではあるのですが、なかなかそれが出来る釣り人は少ないように感じます。
周防大島や上関の週末は、広島ナンバーが急増しますが、週が明けると釣場はゴミだらけ。
酷い場合は釣竿のパッケージやBBQをした使い捨てコンロまで放置されています。
この方曰く、こういった事をするヤツが居る事で、広島ナンバーは…と言われるのが悔しいとの事。
私もしまなみ海道で、福山、倉敷ナンバーは…と何度も言われ、同じ思いをした覚えがあります。
結果として釣り禁止の場所が増えて、限られた釣場へ人が流れ、また同じ事を繰り返してどんどん釣場がなくなって行く。
もちろん◯◯ナンバーだからと言う訳ではありませんが、今後も釣りを続けて楽しみたいなら、最低限のマナーを守って釣りをするべきです。
私は喫煙者ではありませんが、車載用の灰皿をゴミ箱代わりに持ち歩いています。
案外頑丈でお洒落なデザインのものがありますからね。
自分で出したゴミくらい、自分で持ち帰る。
最低限のマナーですよ。