急激な冷え込みのせいで、水温も低下。
以前も書きましたが、魚にとっての1℃の変化は、人間で言う4℃の変化に値します。
また、水温が前日と比較して3℃違えば、魚は口を使わなくなります。
こうなってくると、いつも通っている場所で、アタリすら得られない日も出て来ます。
では、どのように場所選択をするのか?
まず考えるのが、水温が比較的安定している場所。
北風が吹付ける季節になると、浅い場所、流れの無い場所ほど水温は早く低下します。
と言うことで、まず水深がある場所と流れのある場所を見つけます。
水深がある場所と言うのは、射程圏内に干潮時でも5〜8m以上の水深がある場所。
こういった場所は、表面水温が下がっても、底の水温はなかなか下がりません。
安定しているので、急に魚が口を使わなくなる要素が減ります。
次に流れがある場所と言うのは、簡単に思いつくのは海峡筋。
常に流れがあり、表層と底層の海水が混ざり合うため、急激な水温低下はしないのです。
しかし、海峡筋激流は常に魚が居る場所ではないので、激流が緩む場所、且つ水深のある場所が冬場にベターな釣場となります。
例えば海峡に面した港や突き出た堤防、埋立地の反転流が出来る場所などが狙うべきポイントとしては分かりやすいかなぁと思います。
又、発電所や工場から温排水が流れ込むような場所があれば、魚が集まり易くなります。
釣果情報をあてに出かけてみて、アレ?っと感じたら、思い出してみてください。