雨でも釣りたい…それが釣り馬鹿。
日曜の夜、天気予報も雨となれば、釣人は皆無。
難なく場所を確保したが、アジからの反応がない。
また浮き気味な気がする…。
海を観察していると、メバルではないライズ音が沖から聞こえる。
それに、先週まで居なかったカタクチイワシの群も入っている。
そしてそれを狙ったシーバス、コウイカ、エソ、カナガシラなどが、見える水深を泳ぎ、メバルらしき魚が、下から捕食しキラッと光りながら身を翻している。
その中に豆アジの群も表層に発見。
ここで、迷いが生じる…。
完全表層狙いか???
しかし、このカタクチイワシの層がどこまであるのか解らない。
流石に表層から底層までイワシだらけと言うことはないだろうが、カタクチイワシを捕食できる大きさのアジがいるとしたら、イワシの下の層。
兎に角アタリが出る層を探す為、2.5gのジグヘッドでサーチ。
しかし、メバルが邪魔をしてアジの泳層がわからない。
着底まで56秒もかかれば、単純に表層、中層、底層と言う分け方では、レンジの幅が広すぎる。
その間にも豆アジがライズしたり目の前を左右に走り回る。
経験からですが、こういう時って表層の見えたりライズしているアジに気を取られたら負け!
実はそれより良型のアジってライズの下2mとか、底層寄りの中層にいたりします。
表層豆アジの誘惑を断ち切り、着水30~40秒のちょい下レンジを集中的に探ると、予想通り微かなアタリが出た。
ジグヘッドを1.5gまで落とし、中層を攻めると今度は明確な押さえ込むようなアタリ。
バットから手元までしっかり重みの乗る合わせが決まると、とても気持ち良い。
小アジサイズでしたが、やっとアジが釣れました。
アジの泳層を見つけたところで、とうとう雨が降り出します。
当然予測していたことなので、合羽を着て続行。
これをやりだすと、もう立派な釣り馬鹿ですし、病気の域です。
正直、コロナよかよっぽど恐ろしい中毒症状。
たて続けに3匹を追加し、計4匹となったところで、雷が…。
降雨、暴風などは無視して続行できても、流石に雷は怖いです。
釣竿にも表記してありますが、ルアーロッドはほぼほぼカーボン製なので、通電しやすい物です。
言ってみれば避雷針を持っているのと同じことですから、どんなに釣り馬鹿を自負していようとも、雷が鳴ったら釣りを止めてくださいね。
と言うワケで、とりあえず食べるぶんは確保できたので、豪雨の中帰宅。
カタクチイワシが入って来たと言うことは、いよいよデイアジングの開幕ですね!